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サンパウロ州サン•セバスチャンのフアン•ランバートさんは、新型コロナ治療の最前線で働く医師です。妊娠5ヶ月の奥さんと4歳の息子ルッカくんへの感染リスクを恐れ、3月下旬から家族と離れて暮らしています。緊迫の医療現場から帰宅しても迎えてくれる家族がいない孤独な生活は精神的にきついと言います。そんなフアンさんに、35日ぶりに家族と会うチャンスが訪れました。ルッカ君におもちゃを物色していたところ、恐竜の着ぐるみに目が止まりました。ルッカ君は大の恐竜好き、フアンさんはそれを着て会いに行くことを思いつきました。これなら感染の心配がありません。
サプライズの瞬間はこちらからどうぞ↓
https://www.instagram.com/p/B_akKZSB4UV/
突然2mを超える恐竜が現れてびっくり逃げ出したルッカ君でしたが、中のマスク姿の男性を見て、すぐにパパだと気がつきました。普通なら一目散にパパに抱きつきたいはずですが、ルッカ君は「ハグ、してもいいの?」と聞いたそうです。4歳とはいえ、お父さんのお仕事や置かれている状況をちゃんと分かっているんですね。
病院勤務の合間を縫ってフアンさんが家族に会えた時間はたった20分ほどでしたが、着ぐるみ越しに息子を抱きしめ温もりを感じることができ、また奥さんのお腹にも触れることができて、エネルギーチャージになったと語っています。
ルッカ君は「早くコロナウイルスをやっつけて、お家に帰って来て。アイラブユー」とパパにメッセージを送りました。
休校•休園で四六時中子供と向き合うのも大変かもしれませんが、家族と離れることを余儀なくされている医療従事者がいることも忘れては行けませんね。
フアンさん夫婦の第二子は女の子で9月の出産予定だそうです。その頃には新型コロナが収束し、家族の穏やかな日常が戻っていることを切に願います!
参考リンク
https://g1.globo.com/sp/vale-do-paraiba-regiao/noticia/2020/04/29/na-linha-de-frente-contra-covid-19-medico-se-fantasia-de-dinossauro-para-abracar-filho-assista.ghtml https://globoplay.globo.com/v/8531332/
ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(5月4日現在)
感染者:107,780人
死亡者:7,321人
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