September 2020

5月、雨のある日、エスピリト・サント州セーラ市にある自動車ディーラーに1匹のキャラメル色の雑種犬が入ってきました。この店は新型コロナウイルス感染予防対策をとりながら、営業していたところでした☔😐やせ細った、びしょ濡れの犬を見て、支店マネージャーのエメルソン・マリアノさんは心を痛め、寝床を作り、水とエサを与え、一晩休ませることにしたのが全ての始まりでした。 パンデミックにより客足がまだ少ない時期、この犬はスタッフ全員の気持ちを和ませるだけでなく、団結力を高めました。犬は販売している新車の名前からツーソン(Tucson)と名付けられました🚗🚓😁獣医さんによるとオスの雑種犬で約一歳だそうです。 エメルソンさんはちょうど会社がペットフレンドリーのキャンペーンを行なっていたため、ツーソンを正式に「従業員」として迎え入れる説得をします。インスタグラムに「今月の目標達成頑張ろうワン!」とアップしたところ、瞬く間にヒット😯ツーソンを一目見るためにお店によるお客様もいて、支店全体を盛り上げてくれました🙌7月下旬、会社のブラジル副社長が直々に支店を訪問し、ツーソンを販売コンサルタント(正式にはワンサルタント!)に昇進します👏👏😂 現在ツーソンは海外のメディアにも取り上げるほど会社の「顔」となり、フォロワーは約16万を超え、今でもアクセス件数は上昇中です!会社勤め(?)する傍ら、今度は動物保護大使としての役も担い、里親募集やペットフード寄付など募るキャンペーンでも活躍しています。(https://www.instagram.com/p/CFc7FKjH5Oa/) エメルソンさんは「寄せられた多くのメッセージから、ツーソンが新型コロナウイルスで親しい人を失ったり、外出自粛生活でうつ病になったりした人たちの心の拠り所となり、励ましたのだと初めて知りました」と語ります。 ツーソンのインスタグラムは最初迷い込んだ時から、店員たちのツーソンの家作り、予防接種のビデオやしつけの日常などが分かるようにアップされています。フォロワーは変化のない自分の自粛生活の中で、ツーソンが日々成長していく過程に感動したのでしょうか。このようにロマンチックに思うのは人間ゆえの感覚でしょうか。当のツーソンは「やばいワン!今月の目標達成まだだ!ドッグビスケットをもらえない!みんな頑張ろうぜ!」と今日もスタッフにゲキを入れているのが本音かもしれません🤣🤣🤣 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月30日現在)感染者:4,787,637人死亡者:143,243人 #新型コロナウイルス #ペット #雑種犬 #動物の里親 #外出自粛 #南米 #ブラジル 参考リンク: https://www.instagram.com/tucson_prime/?hl=es https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/stray-dog-who-keeps-visiting-22495840 https://g1.globo.com/es/espirito-santo/noticia/2020/08/07/cao-e-adotado-por-concessionaria-no-es-ganha-cracha-e-conquista-a-internet-caosultor-de-vendas.ghtml ...

アルゼンチン、コルドバ市に暮らす5人の学生は、新型コロナウイルスの影響で仕事を失い、食べるものに困っている人たちに週1回弁当を配るプロジェクトを始めました。食べ物に困っている人とそうした人を助けたいと思う人たち繋ぐホームページを立ち上げました。ボランティアは料理、配達、もしくは寄付という形でプロジェクトに参加できます。 ・料理:材料を自分で負担し、週に1回、木曜日の午後14時までに20人分の弁当を作ります。毎週作る義務はなく、事前に休むことを知らせればOK、また作る量を変更することもできます。 ・配達:火曜日に使い捨て弁当箱を料理人に届け、木曜日に完成した弁当を受け取り、寄付対象の貧しい地域へ配達に行きます。各地域に使い捨て弁当箱を取りに行く場所、弁当を届ける場所が設定されています。 ・寄付:お金の寄付でも、使い捨て弁当箱の寄付でもOKです。 https://proyectodartee.wixsite.com/website プロジェクトが生まれてから3ヶ月が経ち、登録者数は200人を達しました。そして、毎週1200個の弁当を8箇所に届けることができています。 19~22歳の若い学生たちが作ったこのプロジェクトの良さは、無理をしないいところです。5人は何事も話し合いで決めています。ValentinさんとMeliさんは料理人を調整。Candeさんは貧しい地区と話し、Pedroさんは寄付を集める担当。Ramiさんは全てのロジスティックを決める役割を担っています。 また弁当には、一つずつに心温まるメッセージが添えてあります🍱❣️ 「愛情を込めて作りました」 「神の御加護がありますように。神様、この食べ物を共に祝福してください。作った人、受け取った人には食と仕事を与えてください。アーメン」 「小さなことでもたくさんの人が行えば、世界を変えられます」 作った人の愛情が伝わってきますね☺️ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月28日現在) 感染者:4,736,831 死亡者:141,877 #外出自粛 #アルゼンチン #失業者 #弁当 #新型コロナウイルス #南米 #学生 #福祉活動 #ボランティア 参考リンク https://youtu.be/5r5ZjUnbVoE https://www.lavoz.com.ar/ciudadanos/cinco-jovenes-cordobeses-cocinan-solidaridad-en-medio-de-pandemia http://expresionnorte.com.ar/dar-te-cordoba-el-grupo-de-amigos-que-hace-viandas-para-quienes-mas-lo-necesitan/ ...

新型コロナウイルスの影響で失業者は増え、就職口を見つけるのが難しくなっています。そんな中、ブラジル南部リオ・グランデ・ド・スル州ポルトアレグレ在住の男性が「履歴書のデリバリー」という、失業者から履歴書を預かり、募集していそうなところへ届けている話を6月に紹介しました。 興味のある方はこちらから前回の記事をぜひご覧ください: http://native-br.com.br/2020/06/17/deliverydecurriculos/ カカの名で知られるカルロスさん(38)は、公務員として働きながら、現在も「履歴書のデリバリー」を続けています。そして先日、新企画の「移動式求人」を3日間かけて行いました。その名の通り、動く求人掲示板です。 カルロスさんは車を借り、ガソリンを満タンにして、求人情報を一面に貼り、ポルトアレグレ内の貧しい地域へ行きました。「僕も貧しい地域出身で、ホームレスだったこともある。僕の原点を忘れません」とカルロスさんは語ります。こうした地域では求人情報を入手するのが困難ということを身をもって体験しています。だからこそ、一見アナログだけども、人々が必要としている形で手を差し伸べられているのでしょう🙌カルロスさんは「訪れた先では、みんな写真を撮ったり、情報をメモしたり、とても嬉しそうでした」と自身のSNSでコメントしています。 「移動式求人」で貧しい地域を周ってから20日経ち、カルロスさんのおかげで14名が就職できたそうです✨また2日前に行った「履歴書デリバリー」では、朝7時から履歴書を届け続け、その日だけで8名が採用されました。 カルロスさんの活動は国外でも話題になり、フランスのメディアから取材の依頼がきているそうです📽😳 カルロスさんの活動は個人でやっているとは思えないくらい、たくさんの人の助けになっていて、本当に脱帽です。これからもカルロスさんを応援しています! ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月25日現在) 感染者:4,667,384 死亡者:140,040 #新型コロナウイルス #外出自粛 #不景気 #就職活動 #求人 #南米 #ブラジル #ポルトアレグレ 参考リンク https://razoesparaacreditar.com/vagas-movel-ajuda-desempregados/ https://www.instagram.com/kaka_davilapoa/?utm_source=ig_embed ...

舞台は17世紀ペストが大流行しているロンドン。親しい友人や家族を亡くした人たちが集まり酒宴を催す…プーシキンの「小悲劇」の一部を1900年ロシアの詩人ツェーザリ・キュイが曲を完成した3幕戯曲「黒病死の時代の露宴(The City of Plague)」のオペラのシーンです。 このオペラは8月にオンラインの冬の音楽フェスティバルで公開され、今月から無料で見られるようになしました。考案者はリオ・デ・ジャネイロ市立劇場の舞台監督Andre Heller氏とリオ交響楽団のIra Levin指揮者です。出演は外出自粛中の5人のブラジル人オペラ歌手たちです。全員第一線で活躍している人たちですが、今回無料で参加しました。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、市立劇場の活動として交響楽団などはオンラインで公演したりしましたが、オペラは初挑戦でした。「通常のオンラインの映像とは違うものを作れないかと考えました」とHeller監督は語っています。マエストロのLevinに相談し、二人で独自のプロジェクトを実現することになりました。 1か月かけて翻訳した楽譜をそれぞれのオペラ歌手たちに送り、自宅で練習開始。ベースとなる音楽はマエストロ自身がピアノを弾き、制作しました。同時にHeller監督は舞台となるべき演出を自宅で作り、その写真を歌手たちへ送ります。 バリトンを務めたVinicius Atiqueさんは役を演じるだけでなく、Heller監督の総編集も手伝いました。「最初映像と音声を一緒に収録しようと考えていました。でもそれぞれ違う場所で歌い、演じるので、違和感のないものに仕上げるのはとても難しいと分かりました。そのため、まず曲を収録し、その曲をもとに演じてもらいました。」とコメントしています。 メゾソプラノ歌手のLuiza Francesconiさんはお母さんとご主人に舞台の設置から撮影まで手伝ってもらったそうです。「一番大変だったのは相手役がいないので、どこを見ればよいのか分かりませんでした😶🤷‍♀️目の前に色々な物を置いて、この場面はこれを見るという感じで演じました。相手役の反応のタイミングはピアノの曲を基準にしました。」と述べています。 テノールのGiovanni Tristacciさんも「最終的どんな仕上がりになるか全然分からないのは初めてでした。映画の収録に似た感じでしたね。」とコメントしています。 またAtiqueさんは「自宅で収録していると外部の音がどうしても入ってくるのです。バイクが通ったり、鳥が鳴いたり...

南米で最も豊かとされているサンパウロ市ですが、人口の11%にあたる約2,000,000人はスラム街に住んでいます。新型コロナウイルスで亡くなる率も他のエリアと比べると2.7倍です。 スラム街で暮らすNana Prudencioさんは、4年前に制作プロダクションを立ち上げた監督です。外出自粛が始まった頃、周りで困っている人たちのために福祉活動を始めました。活動を通じて、政府の援助が届かず、不満を抱えている多くの人たちに出会いました。Nanaさんが黒人で、女性であるだけでなく、スラム街の住民であることから、気楽に話しかけてくる人がいたり、家まで招待してくれて、どれだけ困っているかを見せたがる人もいました。テレビ局が取材に来ても、ほんの少ししか取材してくれないので、もしドキュメンタリーにできたら、現状を世間に伝えられるのではとNanaさんは思いました。 予算はありませんでしたが、カメラ一台とボランティアの協力を得て、3ヶ月で14箇所周りました。住民の声や団体、協会、NGOなどの活動を織り交ぜながら記録していきました。Nanaさんが前から知っている人たちをインタビューしているので、みんなに安心感を与えていることが被写体の表情から垣間見えます。また通常であれば撮影のハードルが高いスラム街の隅々まで撮影できているため、迫力のある場面がいくつもあります。 カメラをまわしていくと、小さな「協力」も目に入るようになりました。Nanaさんは、子供15人を育てているにもかかわらず、麻薬中毒で子供を育てられない人から子供を引き取った女性と出会いました。その時、支援は大小問わず、相手を思いやる気持ちで行わなければ、人生は変わらないと思ったそうです。現状を訴えようと始めたプロジェクトですが、それだけでなく住民間の助け合いがスラム街を救っていることが分かる映画に仕上がりました。 このドキュメンタリーが様々なスラム街の団体で上映されるだけでなく、作品を通じて地元のリーダーや住人たちが議論をし、自分たちが住んでいる地域を変えていくことに繋ればとNanaさんは思っているそうです。8月初めに公開されてからベロオリゾンテ、ブラジリア、リオデジャネイロなどで上映されました。 [youtube v="IFfw66VUDCk" maxwidth="800px"] ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月22日現在) 感染者:4,556,123 死亡者:137,445 #新型コロナウイルス #COVID19 #南米 #ブラジル #スラム街 #ファベーラ#ドキュメンタリー 参考リンク https://almapreta.com/editorias/da-ponte-pra-ca/documentario-registra-os-impactos-da-pandemia-nas-periferias?fbclid=IwAR2f1jLBuSnWVnYJP0qdS1I_h6x8RBr93wENCe7WxC29ohpX6OObsLMntTk/ https://www.facebook.com/zalikaproducoes/videos/?ref=page_internal ...

新型コロナウイルスが猛威を振るう南米で、感染拡大を抑えこんだウルグアイ。本日の時点で感染者は1876名、死者は46名となっています。国内総生産は3%減に留まっており、経済打撃も最小限に食い止められています。ブラジルのメディアでは「パンデミックという地獄の中で、ウルグアイは天国」と報道されており、ここ数ヶ月の間にアルゼンチンやブラジルといった周辺諸国から永住権の申請の問い合わせが増えているほど、ウルグアイは高評価です。ウルグアイ国内の評価も高く、政府の新型コロナウイルス対策の支持率は80%、大統領の支持率は60%以上となっています。 そんなウルグアイにある建築事務所Gómez Plateroが、世界初の新型コロナウイルスの犠牲者追悼メモリアル「Memorial Mundial a la Pandemia(世界パンデミックメモリアル)」を建設するプロジェクトを発案しました。 メモリアルの建設予定地はモンテビデオのラプラタ川沿い。最大で300人まで収容でき、WHOが推薦するソーシャルディスタンスの方針に従えるような構造となっています。また鋼鉄とコンクリートを用いるため、非常に耐久性の高い建築物です。 建築家は「この場所は振り返る場」であるとし「パンデミックの結果として生まれる建築物ですが、我々人間は生態系の中心にいるわけではなく、自然に属しているということを思い出させる目的もあります」とコメントしています。 建設に向けて、建築事務所と大統領はすでに話し合いを始めていますが、現在はまだ民間企業からの出資を募っているところです。着工すれば6ヶ月で完成する見通しです。まだまだパンデミックの収束の兆しは見えず、多くの人にとってパンデミックを振り返る段階とは言えないかもしれません。しかし、この脅威を理解し、パンデミック対策を成功に導いている国だからこそ、歴史に残るこの瞬間を忘れずに、みんなで教訓を学ぼうと前向きに考えていられるかもしれません。 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月18日現在) 感染者:4,466,828 死亡者:135,203 #新型コロナウイルス #COVID19 #南米 #ウルグアイ #メモリアル #建築 #犠牲者 #世界初 参考リンク https://oglobo.globo.com/mundo/com-apenas-45-mortes-por-covid-19-uruguai-paraiso-no-inferno-da-pandemia-24626243 https://casavogue.globo.com/Arquitetura/Edificios/noticia/2020/08/primeiro-memorial-mundial-para-vitimas-do-coronavirus-sera-construido-no-uruguai.html ...

アルゼンチンのブエノスアイレスで暮らしているベリさん。去年の8月愛犬を亡くして落ち込んでいたとき、ミニピッグを飼うように勧められました。そこで飼い始めたのがツッチーです。最初は人に懐かない動物だと思っていたそうですが、実はそうではなく、成長するにつれベリさんの膝で映画を一緒に見るようになったり、もう一匹のベリさんの犬とも仲良く散歩するようになり、人間や他の動物と一緒にいるのが大好きだということが分かりました🐷 アルゼンチンは南米で外出自粛を一番長く続けており、9月20日まで伸ばす予定となっています。厳しい外出自粛要請を行なってきたため、ブエノスアイレス市では8月初めから新たな感染者数は減っています。 自粛期間中、ツッチーの体重はなんと70kgまで増えてしまいました😅最近、やっとペットを散歩に連れていけるようになったので、ベリさんはツッチー&犬と一緒に近所を歩くようになりました。 ツッチーが可愛いからなのか、70kgの体重が衝撃的だからなのか、理由は分かりませんが、ツッチーが歩いているのを見て、面白がって立ち止まる人がいたり、3ヶ月も家に閉じこもっていたにもかかわらず、門まで出てきて可愛がるお年寄りがいたり、家まで子供を連れてきてツッチーと遊んで帰る人もいたり…外出自粛で制限が多い中で、少しでも楽しみを見出そうとしている人が多いことにベリーさんは気づきました。早速ベリさんはチラシを配り、ツッチーと遊んで楽しい思い出を作りましょう!と近所の人たちに呼びかけ始めました。ツッチーはすっかりみんなのアイドルとなりました☺️❣️ 外出自粛がなくなっても、ツッチーにはご近所さんに楽しい時間を提供してほしい、と願うベリーさん。早くパンデミックが収束しますように🙏✨ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月14日現在) 感染者: 4,335,066 死亡者: 131,736 #新型コロナウイルス #外出自粛 #ブエノスアイレス #アルゼンチン #ペット #マイクロブタ #ミニブタ 参考リンク https://www.youtube.com/watch?v=zpvIhLmvfhY ...

コロナ禍、アスリートたちにとって通常のトレーニングを保つのは簡単なことではありません。制限に適応し、新しいトレーニングを取り入れる必要があります。東京五輪の出場が決まっているブラジル人テコンドー選手のイカロ・ミゲルとミレナ・チトネリは、トレーニングでVR(バーチャルリアリティ)を活用しています!格闘技の世界では、こうした取り組みは初めてと言われています。 VRを通じて、対戦相手になる可能性が高い選手の動きを再現し、外出自粛の中でも実りのあるトレーニングを実現できているそうです。イカロ選手は「パンデミックの影響で、大人数でのトレーニングはできません。でもこの(VR)システムのおかげで、遅れを取らず、対戦相手とバーチャルに戦えます。このシステムの活用は、僕たちに有利です」と語ります。また「このテクノロジーは革新的です。有効なので、パンデミック後にも活用しようと思っています。特定の対戦相手の動きを誰かがシミュレーションするのは難しいです。」とコメントしており、VRを活用したトレーニングがニューノーマルになる可能性がありそうです👀❗️ ミレナ選手も「このソフトのおかげで、瞬発力を鍛えられます。パンデミックで大会に参加できない中で、最大限大会に近い経験ができるのは、私たちのアドバンテージです」とコメントしています。 VRトレーニングで対戦相手の動きを研究し、対策した2人の五輪での活躍が今から楽しみです💪 応援しています!✨ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月11日現在) 感染者: 4,251,455 死亡者: 129,865 #新型コロナウイルス #外出自粛 #東京五輪 #東京2021 #テコンドー #アスリート #ブラジル代表 参考リンク https://esportes.estadao.com.br/noticias/jogos-olimpicos,isolados-e-com-adversario-virtual-atletas-do-taekwondo-nacional-se-preparam-para-toquio,70003427495 https://agenciabrasil.ebc.com.br/esportes/noticia/2020-07/taekwondo-nacional-investe-em-tecnologia-na-preparacao-para-toquio ...

ブラジル、ミナス・ジェライス州のマッタ・デ・ミナス地域は64市で構成され、その山岳地帯で36,000人の小規模農家がコーヒーを生産しています。8月下旬、そうした農家の一人娘がコーヒー豆を触りながら真剣に語るビデオが関係者一同の感動を呼びました😭 「コーヒー豆の栽培はどんなに大変か知っていますか。みんなコーヒーを飲むのが大好き!でも栽培したいと思う人は減っています😕私は大きくなったらコーヒー生産者になりたいです。皆がおいしいと言ってくれるグルメコーヒー豆を作りたいんです。誰か栽培方法を教えてくれますか。」とその子は真剣なまなざしで聞いています。 女の子の名前はサラ・ファチマちゃん(7歳)。サラちゃんのお父さんは代々引き継がれた農園でコーヒーを栽培しています。グルメコーヒー豆ではありません。グルメ珈琲はもっとも完熟した実のみ一粒一粒選び抜きながら収穫するのが最大の特徴ですが、最上級の味、香り、気品に満ちたコーヒーは苗の段階から植える場所や乾燥技術など特殊な技術知識を必要とします。 サラちゃん一家のコーヒー農園では、新型コロナウイルスの感染が拡大しても予定通り4月に収穫開始。今年は外出自粛もあり、手伝い人も減らさなければならず、時間は倍かかりました。コーヒー豆の売れ行きも低迷しています。 ビデオがアップされてから一週間後、サラちゃんの農園にグルメコーヒー技術指導者のワンデルレイ・ミランダ農業技師が訪れました。サラちゃんの願いを聞き、無料で指導してくれることになりました。「グルメコーヒー豆の栽培は今日明日ではできませんが、将来確実に需要が増すと予想されています。サラちゃんのような子が代々続く農園を継ぎたいという夢は、ブラジル農業業界の希望ですね」と語ります。 ミランダ技師を動かしたように、サラちゃんの夢は新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた他のコーヒー豆生産者たちも勇気づけました。そしてサラちゃん一家のコーヒー農園は、今大きく変わろうとしています。本格的にグルメコーヒー豆の栽培に乗り出し始めたのです👏😆 「私たちはまだどうやってグルメコーヒー豆を栽培するのか知りません。でも一生懸命頑張りたいと思います!娘の夢は私たちの夢でもあるのです。」とサラちゃんのご両親はコメントしています。新たな時代の幕開けはいつでも小さなことから始まると言います。今回は新型コロナウイルスという苦しい状況でも、7歳の少女のこのような一言が時代を変えていくではないでしょうか😄🙌 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月9日現在)感染者:4,162,073人死亡者:127,464人 #新型コロナウイルス #農業 #コーヒー栽培 #珈琲豆 #コーヒー豆 #ソーシャルディスタンス #外出自粛 #南米 #ブラジル 参考リンク: https://www.cidadesdocafe.com/simoneisa-menina-de-sete-anos-inspira-pais-a-produzirem-cafe-de-qualidade/ https://g1.globo.com/mg/sul-de-minas/grao-sagrado/noticia/2020/08/07/prevencao-ao-novo-coranavirus-altera-rotina-das-lavouras-de-cafe-do-sul-de-minas.ghtml https://g1.globo.com/economia/agronegocios/noticia/2020/05/21/colheita-da-safra-202021-de-cafe-do-pais-atrasa-com-restricoes-por-coronavirus.ghtml ...

ブラジルでは新型コロナウイルスの影響で学校が閉鎖し、ネット環境が整っていない家庭が一定数いるにもかかわらず、オンライン教育へ移行しました。全世帯のうち42%しかコンピューターを持っていません。また33%はインターネットへのアクセスがありません。サンパウロ州公立学校の生徒3,600,000人中、パソコンを持っているのは60%、タブレットを持っているのは30%です。 こうした中、オンライン授業を受ける環境の整っていない学生たちに対して中古コンピューターや携帯電話を寄付するNGOが増えています。 サンパウロ州では、Abra a Gaveta, Doe(引き出しを開けて、寄付しましょう)というプロジェクトが州内で中古のコンピューター、携帯電話、タブレットの寄付を集めています。壊れているものでもOKです!公式サイト( https://doar.trocafone.com/ )に登録すると、一番近い修理場を教えてくれます。もしサンパウロ市内であれば、自宅まで取りに来てくれます。 集まった寄付を修理し、携帯電話であれば、ネットが使えるようにSIMカードを入れてから、教育局が最も貧しいとしている地域の学校へ届けて、学生たちへ配ります。637校に通っている生徒のうち、137000世帯が貧しいとされています。プロジェクトの目標は2000人の生徒にコンピューターや携帯電話を届けることだそうです👀 もう一つの例として、Plug Doaçõesが挙げられます。リオグランデドスル州で生まれたプロジェクトですが、現在サンパウロ、リオデジャネイロ、ペルナンブコ、ブラジリア、ピアウイなどまで活動範囲を広げています。考案したのは二人の大学生、マノエラ・トレイスさんとアリソン・マルチンスさん。自分たちの携帯電話を寄付しようと思ったのがきっかけで、寄付したい人たちと必要としている学生を繋ぐアプリを開発しました。 https://plugdoacoes.com.br/ こうした活動がもっと広まり、たくさんの学生たちが自粛期間中でも問題なく勉強できますように🙏✨ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月8日現在) 感染者:4,150,311人 死亡者:127,084人 #新型コロナウイルス #外出自粛 #オンライン授業 #寄付 #ブラジル #南米 参考リンク: https://g1.globo.com/bom-dia-brasil/noticia/2020/08/26/ongs-se-unem-para-doar-celulares-e-computadores-para-alunos-carentes-saiba-como-ajudar.ghtml https://parceirosdaeducacao.org.br/peninsula-e-parceiros-da-educacao-lancam-movimento-para-transformar-celulares-tablets-e-notebooks-usados-em-ferramentas-de-ensino/ https://www.vakinha.com.br/vaquinha/plug-doacoes-computadores-para-estudantes-carentes-manoella-treis ...