September 2020

先日、ブラジルの制作会社Mulier Filmesによる新型コロナウイルスのポジティブな面を描いたミニドラマ“O Outro Lado da Pandemia – パンデミックのアナザーサイド”がYouTubeで公開されました。5分前後という短編で、全6話となっており、毎週1話ずつアップロードされます。 このミニドラマの趣旨は、パンデミックの真っ只中ですが、悲劇や失ったものだけではなく、ポジティブな面もあったと見せることです。 監督のインタビューと第1話について下記のリンクにまとめています。ぜひ合わせてチェックしてみてください☺️ http://native-br.com.br/2020/08/21/o-outro-lado-da-pandemia/ 第2話のテーマは「ビデオ会議」。掃除をしている女性が昔のアルバムを見つけるところから始まります。大学時代にとっても仲が良かった三人組。写真を見ながら、一緒に過ごしたカーニバルやサプライズ誕生日会など、楽しかった思い出を振り返ります。しかし時とともに、二人と連絡が途絶えてしまいます。 女性は友達に「大学時代の写真を見つけたの。二人すごく恋しい!でも、もうあなたの連絡先しか持っていないわ。また三人で会えることはあるかな?」とメールをします。すると友達は「私もすごく恋しい!実はFacebookでビアを見つけたよ。明日14時にビデオ電話しない?」と提案します。三人でこうやってはなすのは10年ぶりのこと。いざ話してみると、お互い全然変わっておらず、近況報告に花が咲きます。「音信不通はもうやめようね。これからは来週話そう!」と約束して、ドラマは終わります。 ブラジルだけでなく、日本でも新型コロナウイルスの感染が拡大から「ZOOM飲み会」という言葉が生まれるくらい、ビデオ通話での集まりが普及しました。自宅から気軽に参加できることもあり、私自身普段なかなか会えない人と頻繁に話せるようになりました。 ビデオ通話自体は目新しいものではありませんが、パンデミックの不自由さの中で見つけられた、新しい人との繋がり方ではないでしょうか。 下記のリンクから第2話をご覧ください✨ [youtube v="vCcE0mBGBP0" maxwidth="800px"] ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月4日現在)感染者:4,054,474人死亡者:124,922人 #新型コロナウイルス #パンデミック #外出自粛 #南米 #ブラジル #ビデオ通話 #ZOOM飲み会 #ミニドラマ ...