June 2021

マラニョン州は住民のワクチン接種を促進するため、2回接種者に抽選で最大10000レアル(約2000ドル)をプレゼントすると発表しました。 現在ブラジル全体のワクチン接種状況は、1回接種が人口の33.31%、2回接種が人口の11.95%となっています。マラニョン州では2回接種した人口が8.62%となっており、先週の時点で2回目の接種に現れなかった人が16万人に及びました。 今回のキャンペーンでは、700人に各1000レアル(約200ドル)、200人に各5000レアル(約1000ドル)、100人に各10000レアル(約2000ドル)が当たります。 先週25日に第一回目の抽選が行われ、第二回目は2週間後に開催される予定です。州知事は「キャンペーンが始まってから、ワクチンの接種率は急激に伸びた」とコメントしています。 一見、お金の「ばらまき」のようにも見えますが、キャンペーンを通じて、ワクチンの接種に後ろ向きだった人が接種して、接種率の増加に繋がっているので良いアイディアだと思いました😌 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月28日現在) 感染者:18,417,113人 死亡者:513,544人 ブラジルのワクチン接種状況(6月28日現在) 1回接種:70,543,280人 2回接種:25,213,962人 #南米 #ブラジル #マラニョン州 #ワクチン #ワクチン接種 #接種促進策 #賞金 #新型コロナ #新型コロナウイルス 参考リンク https://www.istoedinheiro.com.br/tomar-a-2a-dose-de-vacina-pode-render-premio-no-maranhao/ https://especiais.g1.globo.com/bemestar/vacina/2021/mapa-brasil-vacina-covid/ ...

サンパウロ州サン・カエタノ・ド・スル市に住んでいる日本生まれのタナカユミコさん(107才)は、6月6日にコロナの症状が出て、町に開設された臨時医療施設(Hospital de Campanha)に入院しました。タナカさんの家族は看護していたスタッフと毎日ビデオ通話をし体調の報告を受けていましたが、ずっと元気がなく、無口で落ち込んでいる様子でした。 ある日、肩が痛そうにしていたタナカさんを日本語の話せる整形外科医が診察しました。いくつかの会話を日本語でした後、タナカさんの表情が一気に明るくなりました。それを知った家族は、すぐに日本語で励ましのメッセージを書いて病院のスタッフに届けました。日本語のメッセージカードは、病院スタッフとタナカさんがコミュニケーションをとるための「通訳」の役割も果たしました。 タナカさんは16日間の入院の末元気を取り戻し、「EU VENCI A COVID-19(私は新型コロナウイルスに勝った)」と書かれたカードを手に退院しました。 タナカユミコさんは1914年5月4日に沖縄で生まれ、1959年にブラジルに渡りました。ポルトガル語はほとんど話さないそうです。現在は子供6人、孫6人、曾孫1人に囲まれて幸せに過ごしています。大好きなお茶を飲んで、天ぷらや魚も食べてもっともっと長生きしてください。 ブラジル #サンパウロ #移民 #沖縄 #コロナ #107才 #回復 #日本語 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月24日現在) 感染者:18,243,391人 死亡者:509,282人 ブラジルのワクチン接種状況(6月23日現在) 1回接種:64,436,634人 2回接種:24,390,876人 参考リンク https://abcreporter.com.br/2021/06/24/idosa-de-107-anos-deixa-hospital-de-campanha-de-sao-caetano-curada-da-covid-19/ ...

イギリスの雑誌Time Outが、世界の“クール”なストリートTop30を発表、第7位にサンパウロ市ボン•へチーロ地区のRua Três Rios(トレス•リオス ストリート)がランクインしました。今は韓国人街として知られる界隈ですが、時代時代でイタリア、東欧、ボリビア、ギリシャなどいろいろな移民が移り住み、その痕跡が随所に見られるところが評価されました。また、近くにレンガ作りが美しいPinacoteca美術館があるのも決め手となったようです。 この辺りにはおいしい韓国料理レストランや韓国食材店、日本のようなパン屋やカフェがあり、サンパウロ在住の日本人もコロナ禍以前はよく行っていたのではないでしょうか。また、ボン•へチーロにはリーズナブルな洋服店が並ぶストリートもあり、こちらは女性に人気です。この地区で商いをする韓国人、縫製工場で働くボリビア人、シナゴーグがあるので黒い帽子のユダヤ教徒の姿もよく見かけます。 このRua Três Rios、そこまで特出していない道だし、観光でわざわざ行くようなところでもないので、世界7位は正直ちょっと意外でした。庶民的で、洗練されているわけでもないけれど、混沌とした移民の国ブラジルの縮図という観点でみれば、確かに魅力があります。 第13位には東京原宿のキャットストリートがランクインしていました。愛称「キャットストリート」で知られる旧渋谷川遊歩道路は、東京オリンピックが開催された1964年頃に整備され、名前の由来としては「猫の額のように狭い通り」や「猫が多い通り」など諸説ありますが、いわゆる「裏原宿」と呼ばれる場所のメインストリート。こちらはおしゃれな洋服屋さんが多い、まさに流行最前線な遊歩道!キャットストリートをお散歩する機会がありましたら、ブラジルサンパウロのボン•へチーロを思い出してくださいね! ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月18日現在)感染者:17,802,176人死亡者:498,621人 ブラジルのワクチン接種状況(6月18日現在)1回接種:61,859,364人2回接種:24,171,806人 #新型コロナウィルス #コロナ対策 #南米 #ブラジル #Coronavirus #COVID19 #timeout #pinacoteca #bomretiro #rua #street #ストリート #ボンへチーロ 参考リンクhttps://www.timeout.com/things-to-do/coolest-streets-in-the-worldhttps://www.uol.com.br/nossa/noticias/redacao/2021/06/10/tres-rios-em-sao-paulo-e-eleita-uma-das-ruas-mais-legais-do-mundo.htmhttps://exame.com/casual/rua-em-sao-paulo-e-eleita-uma-das-mais-legais-do-mundo/ ...

日系三世のアルトゥール•ノリ選手(27才)は、リオ五輪ゆか種目の銅メダリスト、2019年世界体操鉄棒種目のチャンピオンで、東京オリンピック出場が決まっています。 アルトゥール選手の祖父はオヤカワ•ノリヤスさんといい、1912年に沖縄から移民船でブラジルにやってきたそうです。お祖父さんが幼くしてブラジルに渡ったためか、家族の中で日本語を話す人はおらず、アルトゥール選手は日本語で話しかけられることが恐怖だったそう。今回、自分のルーツである日本で開催されるオリンピックに向けて、アルトゥール選手は日本語の勉強を始めました。目標は「日本語でインタビューに答える」。パンデミック前は日本語教室に通い、今はアプリで毎日勉強を続けています。体操競技で培った「反復練習」が、日本語学習にも生きているそうです。 アルトゥール選手が得意とする鉄棒といえば、内村航平選手が先日4大会連続の五輪出場を決めましたね。内村選手を応援しつつ、アルトゥール選手にも注目してみてください。そして、日本の記者の皆さん、ぜひ日本語でインタビューしてみてくださいね。 ブラジルではオリンピック出場選手へのワクチン接種が進んでいます。アルトゥール選手含む体操チームも一度目のワクチンを打ちました。 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月6日現在)感染者:16,946,100人死亡者:473,495人 ブラジルのワクチン接種状況(6月6日現在)1回接種:48,977,254人2回接種:22,930,114人 #新型コロナウィルス #コロナ対策 #南米 #ブラジル #Coronavirus #COVID19 #オリンピック #tokyo2020 #体操 #arthurnory #日本語 #内村航平 #イケメン #鉄棒 参考リンクhttps://globoesporte.globo.com/olimpiadas/noticia/nory-resgata-origem-familiar-e-aprende-japones-rumo-as-olimpiadas.ghtml https://www.youtube.com/watch?v=R6in2gGeJQ ...