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コロナ禍、アスリートたちにとって通常のトレーニングを保つのは簡単なことではありません。制限に適応し、新しいトレーニングを取り入れる必要があります。東京五輪の出場が決まっているブラジル人テコンドー選手のイカロ・ミゲルとミレナ・チトネリは、トレーニングでVR(バーチャルリアリティ)を活用しています!格闘技の世界では、こうした取り組みは初めてと言われています。 VRを通じて、対戦相手になる可能性が高い選手の動きを再現し、外出自粛の中でも実りのあるトレーニングを実現できているそうです。イカロ選手は「パンデミックの影響で、大人数でのトレーニングはできません。でもこの(VR)システムのおかげで、遅れを取らず、対戦相手とバーチャルに戦えます。このシステムの活用は、僕たちに有利です」と語ります。また「このテクノロジーは革新的です。有効なので、パンデミック後にも活用しようと思っています。特定の対戦相手の動きを誰かがシミュレーションするのは難しいです。」とコメントしており、VRを活用したトレーニングがニューノーマルになる可能性がありそうです👀❗️ ミレナ選手も「このソフトのおかげで、瞬発力を鍛えられます。パンデミックで大会に参加できない中で、最大限大会に近い経験ができるのは、私たちのアドバンテージです」とコメントしています。 VRトレーニングで対戦相手の動きを研究し、対策した2人の五輪での活躍が今から楽しみです💪 応援しています!✨ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月11日現在) 感染者: 4,251,455 死亡者: 129,865 #新型コロナウイルス #外出自粛 #東京五輪 #東京2021 #テコンドー #アスリート #ブラジル代表 参考リンク https://esportes.estadao.com.br/noticias/jogos-olimpicos,isolados-e-com-adversario-virtual-atletas-do-taekwondo-nacional-se-preparam-para-toquio,70003427495 https://agenciabrasil.ebc.com.br/esportes/noticia/2020-07/taekwondo-nacional-investe-em-tecnologia-na-preparacao-para-toquio ...

ブラジル、ミナス・ジェライス州のマッタ・デ・ミナス地域は64市で構成され、その山岳地帯で36,000人の小規模農家がコーヒーを生産しています。8月下旬、そうした農家の一人娘がコーヒー豆を触りながら真剣に語るビデオが関係者一同の感動を呼びました😭 「コーヒー豆の栽培はどんなに大変か知っていますか。みんなコーヒーを飲むのが大好き!でも栽培したいと思う人は減っています😕私は大きくなったらコーヒー生産者になりたいです。皆がおいしいと言ってくれるグルメコーヒー豆を作りたいんです。誰か栽培方法を教えてくれますか。」とその子は真剣なまなざしで聞いています。 女の子の名前はサラ・ファチマちゃん(7歳)。サラちゃんのお父さんは代々引き継がれた農園でコーヒーを栽培しています。グルメコーヒー豆ではありません。グルメ珈琲はもっとも完熟した実のみ一粒一粒選び抜きながら収穫するのが最大の特徴ですが、最上級の味、香り、気品に満ちたコーヒーは苗の段階から植える場所や乾燥技術など特殊な技術知識を必要とします。 サラちゃん一家のコーヒー農園では、新型コロナウイルスの感染が拡大しても予定通り4月に収穫開始。今年は外出自粛もあり、手伝い人も減らさなければならず、時間は倍かかりました。コーヒー豆の売れ行きも低迷しています。 ビデオがアップされてから一週間後、サラちゃんの農園にグルメコーヒー技術指導者のワンデルレイ・ミランダ農業技師が訪れました。サラちゃんの願いを聞き、無料で指導してくれることになりました。「グルメコーヒー豆の栽培は今日明日ではできませんが、将来確実に需要が増すと予想されています。サラちゃんのような子が代々続く農園を継ぎたいという夢は、ブラジル農業業界の希望ですね」と語ります。 ミランダ技師を動かしたように、サラちゃんの夢は新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた他のコーヒー豆生産者たちも勇気づけました。そしてサラちゃん一家のコーヒー農園は、今大きく変わろうとしています。本格的にグルメコーヒー豆の栽培に乗り出し始めたのです👏😆 「私たちはまだどうやってグルメコーヒー豆を栽培するのか知りません。でも一生懸命頑張りたいと思います!娘の夢は私たちの夢でもあるのです。」とサラちゃんのご両親はコメントしています。新たな時代の幕開けはいつでも小さなことから始まると言います。今回は新型コロナウイルスという苦しい状況でも、7歳の少女のこのような一言が時代を変えていくではないでしょうか😄🙌 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月9日現在)感染者:4,162,073人死亡者:127,464人 #新型コロナウイルス #農業 #コーヒー栽培 #珈琲豆 #コーヒー豆 #ソーシャルディスタンス #外出自粛 #南米 #ブラジル 参考リンク: https://www.cidadesdocafe.com/simoneisa-menina-de-sete-anos-inspira-pais-a-produzirem-cafe-de-qualidade/ https://g1.globo.com/mg/sul-de-minas/grao-sagrado/noticia/2020/08/07/prevencao-ao-novo-coranavirus-altera-rotina-das-lavouras-de-cafe-do-sul-de-minas.ghtml https://g1.globo.com/economia/agronegocios/noticia/2020/05/21/colheita-da-safra-202021-de-cafe-do-pais-atrasa-com-restricoes-por-coronavirus.ghtml ...

ブラジルでは新型コロナウイルスの影響で学校が閉鎖し、ネット環境が整っていない家庭が一定数いるにもかかわらず、オンライン教育へ移行しました。全世帯のうち42%しかコンピューターを持っていません。また33%はインターネットへのアクセスがありません。サンパウロ州公立学校の生徒3,600,000人中、パソコンを持っているのは60%、タブレットを持っているのは30%です。 こうした中、オンライン授業を受ける環境の整っていない学生たちに対して中古コンピューターや携帯電話を寄付するNGOが増えています。 サンパウロ州では、Abra a Gaveta, Doe(引き出しを開けて、寄付しましょう)というプロジェクトが州内で中古のコンピューター、携帯電話、タブレットの寄付を集めています。壊れているものでもOKです!公式サイト( https://doar.trocafone.com/ )に登録すると、一番近い修理場を教えてくれます。もしサンパウロ市内であれば、自宅まで取りに来てくれます。 集まった寄付を修理し、携帯電話であれば、ネットが使えるようにSIMカードを入れてから、教育局が最も貧しいとしている地域の学校へ届けて、学生たちへ配ります。637校に通っている生徒のうち、137000世帯が貧しいとされています。プロジェクトの目標は2000人の生徒にコンピューターや携帯電話を届けることだそうです👀 もう一つの例として、Plug Doaçõesが挙げられます。リオグランデドスル州で生まれたプロジェクトですが、現在サンパウロ、リオデジャネイロ、ペルナンブコ、ブラジリア、ピアウイなどまで活動範囲を広げています。考案したのは二人の大学生、マノエラ・トレイスさんとアリソン・マルチンスさん。自分たちの携帯電話を寄付しようと思ったのがきっかけで、寄付したい人たちと必要としている学生を繋ぐアプリを開発しました。 https://plugdoacoes.com.br/ こうした活動がもっと広まり、たくさんの学生たちが自粛期間中でも問題なく勉強できますように🙏✨ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月8日現在) 感染者:4,150,311人 死亡者:127,084人 #新型コロナウイルス #外出自粛 #オンライン授業 #寄付 #ブラジル #南米 参考リンク: https://g1.globo.com/bom-dia-brasil/noticia/2020/08/26/ongs-se-unem-para-doar-celulares-e-computadores-para-alunos-carentes-saiba-como-ajudar.ghtml https://parceirosdaeducacao.org.br/peninsula-e-parceiros-da-educacao-lancam-movimento-para-transformar-celulares-tablets-e-notebooks-usados-em-ferramentas-de-ensino/ https://www.vakinha.com.br/vaquinha/plug-doacoes-computadores-para-estudantes-carentes-manoella-treis ...

先日、ブラジルの制作会社Mulier Filmesによる新型コロナウイルスのポジティブな面を描いたミニドラマ“O Outro Lado da Pandemia – パンデミックのアナザーサイド”がYouTubeで公開されました。5分前後という短編で、全6話となっており、毎週1話ずつアップロードされます。 このミニドラマの趣旨は、パンデミックの真っ只中ですが、悲劇や失ったものだけではなく、ポジティブな面もあったと見せることです。 監督のインタビューと第1話について下記のリンクにまとめています。ぜひ合わせてチェックしてみてください☺️ http://native-br.com.br/2020/08/21/o-outro-lado-da-pandemia/ 第2話のテーマは「ビデオ会議」。掃除をしている女性が昔のアルバムを見つけるところから始まります。大学時代にとっても仲が良かった三人組。写真を見ながら、一緒に過ごしたカーニバルやサプライズ誕生日会など、楽しかった思い出を振り返ります。しかし時とともに、二人と連絡が途絶えてしまいます。 女性は友達に「大学時代の写真を見つけたの。二人すごく恋しい!でも、もうあなたの連絡先しか持っていないわ。また三人で会えることはあるかな?」とメールをします。すると友達は「私もすごく恋しい!実はFacebookでビアを見つけたよ。明日14時にビデオ電話しない?」と提案します。三人でこうやってはなすのは10年ぶりのこと。いざ話してみると、お互い全然変わっておらず、近況報告に花が咲きます。「音信不通はもうやめようね。これからは来週話そう!」と約束して、ドラマは終わります。 ブラジルだけでなく、日本でも新型コロナウイルスの感染が拡大から「ZOOM飲み会」という言葉が生まれるくらい、ビデオ通話での集まりが普及しました。自宅から気軽に参加できることもあり、私自身普段なかなか会えない人と頻繁に話せるようになりました。 ビデオ通話自体は目新しいものではありませんが、パンデミックの不自由さの中で見つけられた、新しい人との繋がり方ではないでしょうか。 下記のリンクから第2話をご覧ください✨ [youtube v="vCcE0mBGBP0" maxwidth="800px"] ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月4日現在)感染者:4,054,474人死亡者:124,922人 #新型コロナウイルス #パンデミック #外出自粛 #南米 #ブラジル #ビデオ通話 #ZOOM飲み会 #ミニドラマ ...

8月中旬の日曜日、サンパウロ州セルトンジーニョ市在住のカチア・マルキオリ先生とヴァニッセ・プレゾット先生の自宅の前を子供たちを乗せた約20台の車がサプライズ・ドライブスルーしました🚗✨ 子供たちは車窓から乗り出し、花やプレゼント、模造紙に書いたメッセージを先生たちに渡しながら「先生、ありがとう」「先生大好き」と叫びました。車のドアに「読み書きを教えてくれてありがとう!」と書いたポスターもありました。 「生徒たちのドライブスルーを見た時、感動で足が震えました。最初、オンライン授業で生徒たちに読み書きを教えるなんてできないと思っていました」とヴァニッセ先生は語ります。 先生たちのクラスはどちらも小学校一年生。アルファベットの読み書きを習う年齢です。3月に開始した授業ですが、新型コロナウィルス感染拡大で学校は閉鎖。5月からオンライン授業をスタートしました。 「生徒たちの横に座り、手をとりながらアルファベットの書き方を教えるという従来の方法ができないのはとてもつらかったです。保護者たちも不安を抱いていました。全てが手探りでした」とカチア先生は言います。 先生たちは共に教師歴15年。オンライン授業は保護者が授業に付き添う形で実施されました。働いている保護者たちとは夜連絡を取り合いながら、生徒たちに教えました。どんなに夜遅くても、週末でも生徒たちや保護者たちの連絡に応じました。まったく新しい試みなのです。不安なのは全員同じでした。 「パンデミックでどれだけ教師というものは尊いか分かりました。小学生から大学まで、教育こそ全ての基礎だと改めて思いました。先生方へ脱帽です!」と6歳の双子を持つデニゼ・ザニさんは語ります。娘さんのレチシアちゃんとイザドラちゃんは外出自粛中でも読み書きを覚えることができました🙌最近ではオンライン授業も楽しみにしてくれるようになりました。 子供たちの集中力を保つために今まで以上に音楽、ビデオ、ゲームやダンスなど取り入れました。ヴァニッセ先生いわく「この年齢の子供たちはパソコンの前で長い間じっとしていられないのです」。保護者たちとも今まで以上に話し合いました。そしてそこから生まれたのは今までとは違う、教師と生徒と保護者達を結ぶ深い信頼関係でした。 セルトンジーニョ市では10月から学校再開の予定です。もう少しでカチア先生もヴァニッセ先生も生徒たちと会えます。 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月31日現在)感染者:3,866,157人死亡者:120,976人 #オンライン授業 #新型コロナウイルス #外出自粛 #学校再開 #教師 #感謝メッセージ #ブラジル #南米  参考リンク: https://g1.globo.com/sp/ribeirao-preto-franca/noticia/2020/08/27/com-carreata-pais-em-sp-agradecem-professoras-que-alfabetizam-filhos-a-distancia-durante-a-pandemia.ghtml https://www.facebook.com/vanice.prezoto ...

世界的に有名なリオのカーニバル。普段ならこの時期はすでに来年のパレードに向けて、準備で活気づいている頃です。しかし新型コロナウィルスの影響で、延期が決定し、開催日未定となりました。業界関係者は苦しい状況に追い込まれています。そんな人たちのために、リオ州政府は今年の5月「オンライン文化普及」という補助金制度を設けました。 音楽、映像、演劇関係者など幅広く文化に携わっている人たち1500人を対象に、ビデオ1本の制作につき2500レアル(約446ドル)支給するというものです。7000人近くが申し込みました。 タイース・ベゼーハさんの「初心者向け サンバ打楽器オンライン講座」はこの補助金制度をもとに制作されたビデオの一つです。 8月18日に無料で公開された7つのビデオはアゴゴ、タンボリン、シェケレ、ヘピニキ、カイシャ、アルファイア、スルドとサンバの基礎楽器を扱います。打楽器の説明はポルトガル語ですが、丁寧で分かりやすい教え方のため、誰でも打楽器の弾き方を十分理解できます。またサンバの打楽器隊の構成も学べます🎭☺️ https://www.youtube.com/results?search_query=%23T%C3%A1NoBatuqueNoYoutube 「外出自粛中、私にとってサンバの打楽器はこの上ない心の支えでした。その打楽器の魅力をより多くの人に伝えたいとずっと思っていました」とタイースさんは語ります。 実はタイースさん大学では理学療法士になる勉強をしていましたが、サンバの打楽器好きが高じて、ブラジル音楽院に再度入学します。それからは打楽器一筋。毎年リオの路上カーニバルではMultiblocoというグループの打楽器リーダーを務めています。昨年は映画“Joseph”の一曲Shades of Freedom の打楽器を担当するほどのパーカショニストです。 タイースさんは「本来ならばこの時期、打楽器隊は新人を受け入れ、練習を始めています。しかし外出自粛で集まることもできません。このビデオを通じて、さらに多くの人たちが打楽器に魅了され、基礎を学び、再び一緒に活動できる日が来た時の備えになればと願っています」と言います。来年のカーニバルは延期になりましたが、ぜひとも開催されてほしいですね😊✨💃 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月26日現在)感染者:3,683,224人死亡者:116,964人 #新型コロナウイルス #カーニバル #サンバ #打楽器 #補助金制度 #外出自粛 #南米 #ブラジル #リオデジャネイロ 参考リンク: https://www.instagram.com/thaisbezerra.maestrina/?hl=es https://oglobo.globo.com/rio/bairros/maestrina-de-blocos-cariocas-lanca-videoaulas-gratuitas-2-24599841 https://www.youtube.com/watch?v=w5a7aoWyXkk  http://thaisbezerra.com.br/ ...

新型コロナウイルスの影響でペットを飼えなくなった人が世界中で増えています。チリでも捨て犬や猫が増えており、カミラ・デ・ケヴェドさんは青い目をしたオズナちゃん🐶のインスタグラムで、8月一杯募金を呼びかけるキャンペーンを始めました。キャンペーンはCroquetón(餌を意味するCroquetaと慈善の寄付を募るための長時間テレビ放送Telethonのtonを合わせた造語)とユーモア溢れる名前です。キャンペーンはとても好評で、現在ではなんと13,000のフォロワーがいます! https://www.instagram.com/ozuna.laperritadeojosclaros/ 新型コロナウイルス以前からオズナちゃんのアカウントは他の動物たちを助けるプラットフォームとなっています。2019年9月、オズナちゃんは犬の献血者になりました。同年12月には犬や猫が手術後に使う術後ウエアやエリザベスカーラーが買えない人のために、お古を使い回すキャンペーンを行いました。 そして今年に入ってから “Ozuna, el estelar”というチャネルを作り、動物愛に関する活動などを紹介するようになりました。 新型コロナウイルスの感染が拡大してから、オズナちゃんの人生で最も大事なキャンペーンを始めました。捨て犬や猫を扱っているセンターやNGOに寄付を募るものです。 8月18日にはCroquetónのテーマソングが発表されました。作曲したバンドはLe Frutoです。 https://www.instagram.com/p/CEKSFagB_lb/ “里親になれない場合はお金を寄付しましょう クロケトンと力を合わせよう 動物に毎日食べ物が届くように クロケトンと力を合わせよう 心から生まれる行動 皆で寄付すれば、もっと良い世界になる 近くで耳をすませて 事実を教えてあげよう そこにいる「友だち」がどれだけ苦しんでいるのか 皆の寄付は助けになる そのおかげで食べ物が不足することはない 里親になれない場合はお金を寄付しましょう クロケトンと力を合わせよう それぞれの寄付が皆の心に届きますように こ のビデオの動物たちは一生可愛がってくれる家族を探しています“ 31日にオズナちゃんのアカウントでライブ配信が行われ、抽選会が予定されています。 早く動物たちが新しい家族を見つけられますように✨🐶🐱 参考リンク: http://www.lanacion.cl/croqueton-la-primera-teleton-para-perros-y-gatos-se-toma-instagram/ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月25日現在) 感染者:3,627,961人 死亡者:115,476人 #新型コロナウイルス #コロナ対策 #外出自粛 #里親募集 #募金 #ペット #犬 #猫 #南米 #チリ ...

8月20日、ブラジルの制作会社Mulier Filmesが新型コロナウイルスのポジティブな面を描いたミニドラマ“O Outro Lado da Pandemia – パンデミックのアナザーサイド”の第1話がYouTubeで公開されました。5分前後という短編で、全6話となっており、今週から毎週1話ずつアップロードされます。 このミニドラマの趣旨は、パンデミックの真っ最中だけれども、悲劇や失ったものだけではなかったというのを見せることです。 「(パンデミックの)反対側では、思いやりや改革、時間的余裕が生まれました。でもそのことについてあまり触れられていません。もちろん、パンデミックは容易ではなく、美化するつもりはありません。でもポジティブなメッセージを伝えて、振り返るきっかけを作りたいと思っています」「このミニシリーズを通じて、どんな話にも、同じ事実に対していろんな見方が存在すると見せたいと思っています。(パンデミックの)一面はもう私たちが知っている通り:死、失業、経済危機、不確定さ。」と監督は語ります。 映像は全て携帯電話で、役者によって各々の自宅で撮影されました。リハーサルや演技指導、カメラワークなどは、メッセンジャーアプリやビデオ会議を通じて行われました。 昨日公開された1話目のタイトルは「思いやり」。新型コロナウイルスで高リスクに分類される人たちに向けて、主人公の女性は張り紙を出します。「隣人の皆さんへ 高リスクに分類される皆さん、心配しないでください。もしスーパーや薬局、パン屋で何か必要だったら、私に連絡をしてください。23A号室に住んでいる、ジュリアと申します。他にもお手伝いできる人がいたら、マンションの号室と名前を書いてください」 そして、隣人の代わりに何度も何度も買い出しに出かけるジュリアさんの様子が描かれています。最後には、ジュリアさんは隣人からお礼のお手紙をもらいます。 この張り紙のエピソードは、パンデミックが始まった頃に、いろんなところで見受けられました。私のマンションでも似たような張り紙があり、普段はなかなか話す機会がない隣人同士だけど、いざとなったら頼れる人がいると思えて、心が温まった記憶があります。暗いニュースにばかり目を向けていて、自分の身近なところでも、心温まるエピソードがあったのをすっかり忘れていました💦 パンデミックについて振り返る良いきっかけを与えてくれるミニドラマです。来週以降公開されるエピソードも楽しみですね☺︎ 下記のリンクから1話目をぜひご覧ください🎵 [youtube v="baY66Hlmqjc" maxwidth="800px"] ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月21日現在)感染者:3,513,039人死亡者:112,670人 #新型コロナウイルス #パンデミック #外出自粛 #南米 #ブラジル #思いやり #助け合い #ミニドラマ 参考リンク https://www.sonoticiaboa.com.br/2020/08/20/estreia-web-serie-gratuita-sobre-lado-positivo-pandemia-assista-trailer/ ...

世界各地で新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていた学校ですが、徐々に再開しています。保護者にとっても不安ですが、一番つらい立場にいるのが生徒たちです。どの学校でも子供たちは戸惑いや不安を隠すことができない表情で、登校しています。 しかしここ数日、マナウス市のある学校の下校時間にはワクワクした表情の生徒たちが見受けられます👀この学校では予防対策のため、保護者がドライブスルーで送迎します。保護者は電話で呼ばれると車を門前につけ、子供をピックアップします。 デボラ・ピニェイロさんはそうした保護者の一人です。11歳、9歳と4歳の3人の子供たちがこの学校に通っています。新型コロナウイルス感染が拡大する中、子供たちと外出自粛をしっかり行い、その期間子供たちはオンライン授業を受けていました。 マナウス市の学校再開は8月10日のことでした。保護者にはオンライン授業の続行という選択肢もありましたが、デボラさんは子供たちを学校へ行かせることにしました。デボラさん曰く「いつかは開けなければ、いけないドアです」。この学校はマナウス市で最も厳重な感染予防対策を取り入れた学校でした。 しかし学校が再開して、車で送り迎えを始めると、デボラさんは子供たちが以前のように車中楽しそうにおしゃべりしなくなったことに気づきます。無理もありません。ほぼ5カ月間外出自粛生活を送る中で、新型コロナウイルスに関するニュースや親たちの神経質な対策を目の当たりにしているのです。またデボラさんの場合、身近な人をコロナウイルスで亡くしています。「子供でも周りの現実を敏感に感じます」とデボラさんは語ります。大人たちがどんなに安全な措置をとっても子供に不安は残るのです。デボラさんは母親として今何ができるのかと考えました。 「子供たちにどんな大変な時でも、何か1つ良いことがあるのよと常に教えてきました。ニューノーマルでもそれは変わらないと伝えたかったのです。夢見ることを忘れてほしくありませんでした。何よりも子供たちにまた楽しそうに笑ってほしかったのです。」とデボラさんは言います。 デボラさんはいろいろ考えた結果、車の中で楽しく話題になるものを提供しようと思いました。子供たちのおもちゃ箱からスパイダーマンのマスクを見つけ、それをかぶり、いつものように車を運転し、子供たちを迎えに行きました。 4歳の息子さんは母親を見て飛び上がるように喜び、帰宅中それまでとは打って変わっておしゃべりをしました。年齢もあり、上の二人は穴があったら入りたいと言ったそうですが、デボラさんは子供たちの目が笑っているのに気付きました。デボラさんはその日から毎日違う仮装マスクで子供たちを迎えに行くことにしました。今日はマジシャン、明日はチューバッカ、明後日は海賊船長?!😅  デボラさんの試みは些細なことです。しかし子を思う母のその姿は学校中の話題となり、教育関係者からも絶賛され、他の生徒たちも車のガラス越しにデボラさんの姿を探すようになりました。コロナ禍、多くの子供たちにとって楽しい話題となり、おしゃべりするようになりました😂🥰 こんなデボラさんですが、実はとても恥ずかしがり屋です。「我が子の喜びか我が恥、どちらが大事かと考えたのです。」デボラの素顔は発見できませんでしたが、子供たちの笑顔を取り戻してくれて、本当にありがとう🙏😄 ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月19日現在)感染者:3,418,396人死亡者:110,171人 #新型コロナウイルス #学校再開 #授業再開 #外出自粛 #南米 #ブラジル #マナウス #母親 参考リンク: https://www.instagram.com/crechebebebombom/ https://www.instagram.com/colegioconnexus/ https://www.acritica.com/channels/manaus/news/mae-cria-personagens-mascarados-para-buscar-filhos-na-escola?fbclid=IwAR3bjAitGDrz7eyP9yf3w7WSrJBGt3BPSt20EP4pfnmx6LnAD14Y2M3IFZY ...

結婚式は一生に一度の大切な日。しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全てのイベントが中止になりました。一年以上かけて結婚式の準備をして、その日を楽しみにしていたけれども、止むを得ずキャンセルしたり、延長したカップルが多くいます。最近ブラジルではドライブシアターが開催され、その会場で結婚式を挙げるカップルが増えてきました💒✨ 7月4日、マットグロッソドスル州カンポグランデ市で、アンナさん(21)とヴィニシウスさん(26)が結婚しました。本当は披露宴で友達と飲んだり、食べたり、ダンスして楽しみたいと思っていましたが、参列者の安全を考えてドライブイン式で行いました。車30台が駐車できる会場を借り、舞台には付き添い、両親、新郎新婦と司会役のお兄さんのみが上がりました。 結婚指輪を運ぶ少年は、小さな電動の車で登場しました🚗 披露宴の食べ物は個別包装されたキットになっています。 もちろん、マスクはマスト! ブーケ・トスは行わず、クジで決めました。 「この時期はとても苦しいですが、私たちは大事な日をめでたく祝うべきですし、人生は楽しむことを忘れてはいけないと思います」とアンナさんはコメントしています。 パラナ州クリチバ市のカップル、デボラさんとアンドレさんは5月に結婚式を予定していました。ようやく先週ドライブインシアターで挙式することができました。参列者が車から見えるように、大型スクリーンにセレモニーの様子が映し出され、車のラジオを通じて音が流れました。 サンパウロのカップル、ケリーさんとアンデルソンさんもドライブインで結婚式を挙げました。アンデルソンさんは、新型コロナウイルスが収束するまで待とうと提案したそうですが、ケリーさんは「コロナをちょっと忘れてほしい、なんとか考えて結婚式を上げられるようにするからね」と張り切ったそうです。付き添いはなんと元パルメイラスのゼーロベルト選手で、自宅から参加しました。 車から出てはいけないという話だったので、ハイヒールを履く必要がなくて楽ちん🎵とコメントしていた参列者もいました😂 ブラジルでは新型コロナウイルスの収束はまだまだ先になりそうですが、そこで下を向いて諦めてしまうのではなく、試行錯誤して、できる範囲で目一杯楽しもうとする姿勢はブラジル人らしいですね❣️ ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月17日現在) 感染者:3,343,925人 死亡者:108,054人 #新型コロナウイルス #コロナ対策 #外出自粛 #ドライブイン #結婚式 #南米 #ブラジル #ゼーロベルト 参考リンク https://www.campograndenews.com.br/lado-b/comportamento-23-08-2011-08/inspirados-em-cinema-noivos-casam-no-estilo-drive-in https://www.youtube.com/watch?v=dUaMejVRIzQ https://globoplay.globo.com/v/8781295/ ...