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去年2020年ブラジルで発生した森林火災件数はブラジル国立宇宙研究所の発表で22万件以上でした。今回はもう少し前2015年、首都ブラジリア郊外の森林火災で火傷を負った一匹のリクガメが救助され、その後のお話です。

救出されたカメの甲羅は約90%が焼けており、獣医が安楽死を考えたほどの重傷でした。しかし、必死で生きようとする強い意思がカメに見られたため、獣医たちは痛み止めと、火傷の手当てを開始、治療の甲斐あり徐々に回復していきました。火傷の状態がホラー映画『エルム街の悪夢』の殺人鬼を連想させたことから、当時「フレディ」というニックネームが付きました。

さて、火傷は治りましたが、カメが生きて行くためには太陽の熱や外敵から身を守る甲羅が必要です。そこで、3Dプリンターで人工甲羅を作るプロジェクトチームが組まれました。獣医、動物専門の歯科医、人の歯科医、グラフィックデザイナー、みんなボランティアで参加しました。携帯電話のカメラで60枚の写真を撮り、それを元に無料ソフトで甲羅の3Dデータを作成しました。甲羅の材料は、自然に分解されやすいポリ乳酸を採用しました。ブラジル国内の安価な技術を使ったため、制作費はわずかR$160(約3200円)だったそうです。3Dプリンターでできた真っ白な甲羅にアーティストが色付けをしました。まるで本物の甲羅のようですね。人工甲羅を取り付ける手術は無事成功し、フレディは6年経った今も動物保護施設で元気に過ごしています。

この人工甲羅は「世界で初めて3Dプリンターで作られた動物用の人工義肢」として2022年版ギネスブックに掲載が決まりました。

リクガメのフレディは、のちに実は女の子であることが分かりました。また、殺人鬼とは対照的にとっても穏やかで人なつこい性格だそうです。当初むき出しだった皮膚は指で押すだけで破れてしまうほど脆いものでしたが、人工甲羅に守られたその下には自然の甲羅のように堅く強い皮膚が形成されてきているそうです。動物の生命力は実に神秘的です。

今年6月、アマゾンの森林火災の発生件数は1ヶ月で2,308件、過去14年間で最悪でした。野生動物たちの被害がどれほどなのか・・・心が痛んでしまいます。

#ブラジル #野生動物 #人工義肢 #リクガメ #カメ #森林火災

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(10月8日現在)
感染者: 21,550,000人
死亡者: 600,493人

ブラジルのワクチン接種状況(10月8日現在)
1回接種: 149,167,255人
2回接種: 98,258,535人

参考リンク
https://g1.globo.com/df/distrito-federal/noticia/2021/09/28/fred-o-jabuti-que-perdeu-casco-em-incendio-no-df-e-entrou-para-o-livro-dos-recordes-apos-ganhar-protese-em-3d.ghtml

ジョアン•マイア氏46才は世界初のパラリンピックを取材する低視力カメラマンです。リオのパラリンピックで注目され、選手の大事な瞬間を見事に記録しました。東京は2回目の参加、Dorina Nowill視覚障害者用基金(Fundação Dorina Nowill para Cegos)の大使として、パラリンピックを撮影しに行きます。

ジョアン氏は28才の時にブドウ膜炎にかかり、右目を失い、左目は1.2m先の物体がかろうじて認識できる程度の低視しか残りませんでした。視力を失った喪失感から立ち上がるため、水泳、マラソン、陸上競技などに取り組み、その魅力に取り憑かれました。中でも砲丸投げ、円盤投げ、やり投げは7年間に渡り没頭。
そして少年時代に興味を持っていた写真を本格的に勉強し始めました。
自分の体に染み付いているアスリートとしての動き、腕の位置、姿勢、そして音を頼りに優れた才能と感性を駆使しシャッターを押す瞬間を心で決めます。
足音や観客のざわめきで選手が追い抜かしているか、ゴールを突破したのか感じるそうです。「僕は音を映像に変えているんです。自分の感性と心臓の鼓動でシャッターを押す瞬間を決めています」と説明します。
ですが、無観客の東京パラリンピックでは歓声がありません。ジョアン氏は問題では無いと語ります。
「観客がいないのは残念ですが、その方が撮影しやすいと思います。スニーカーが地面を踏む音と選手の叫び声、周りにいるリポーターの反応、スタッフの応援などで瞬間をキャッチします」
ジョアン氏はアシスタントを使っています。主に会場内の移動サポートし、ブラジル人選手がどのトラックで走るのか教えます。撮影時、選手を邪魔するような場所に行かないよう、アシスタントが気をつけます。

ジョアン談「ブラジルには600万人以上の視覚障害者がいます。私の行動によって“夢を実現することは可能である”と気づいて貰えればと思っています」

加速するコロナ禍を誰かのせいにして都合の良い逃げ道を探している人たちへ一言。
障害を真摯に受け止め、前向きに進むジョアン氏やアスリートたちに是非目を向けてみてください。
東京パラリンピックの魅力をどんな映像で見せてくれるのか楽しみです!

#ブラジル#東京パラリンピック#カメラマン#低視力#視覚障害

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月22日現在)
感染者:20,567,922人
死亡者:574,574人

ブラジルのワクチン接種状況(8月22日現在)
1回接種:121,263,020人
2回接種:54,001,078人

参考リンク
https://www.uol.com.br/esporte/olimpiadas/ultimas-noticias/2021/08/19/fotografo-com-baixa-visao-participa-da-cobertura-de-sua-2-paraolimpiada.htm
https://www.canon.com.br/college/blog/conheca-joao-maia-o-fotografo-cego

1929年から日本人移民が開拓してきたパラ州トメアス市で生産されているカカオは、その生産量の50%にあたる約450トンが日本へ輸出されています。そのトメアス産のカカオだけを使って作られたチョコレートが、東京オリンピックのオフィシャル認定を貰い、選手村で売られています。

トメアスのカカオは、1980年代から日系人が導入したアグロフォレストリーシステムで生産されています。アマゾンの原生植物と農作物を自然の森に近い環境で栽培する、持続可能な農業システムです。
さらに2019年7月に、ブラジル国立産業財産権院(INPI)から産地保証マークを獲得しました。ある地域で伝統的に栽培されている農産物、又は地域特有の商品、サービス、料理などにのみ与えられるマークで、厳しい品質管理が求められます。シャンパンの様に一つのトレードマークになり、他の地域で生産されたカカオと差別できるようになりました。
アマゾンの日系人が生産したと分かるカカオは、持続可能をテーマにした東京オリンピックの理念に沿うと、日本では感じたようです。

「このマークはトメアスの農家の献身の歴史全てを表しています」と文化協会ACTAの会長であるシルビオ柴田氏は誇り高く語りました。

明治ザ・チョコレートBRAZILはスーパーなどでも買えるようです。他にもペルー、ベネズエラ、ドミニカ共和国のカカオバージョンがあり、味比べも楽しそう。見かけたらぜひ食べてみてくださいね。

#ブラジル #アマゾン #カカオ #移民 #トメアス #アグロフォレストリー #持続可能 #チョコレート #東京オリンピック

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月1日現在)
感染者:19,935,132人
死亡者:556,886人

ブラジルのワクチン接種状況(8月1日現在)
1回接種:100,871,923人
2回接種:41,486,498人

参考リンク
https://cultura.uol.com.br/cenarium/2021/07/29/173126_chocolate-feito-com-cacau-exportado-do-para-recebe-selo-das-olimpiadas-de-toquio.html
https://alavoura.com.br/colunas/indicacao-geografica/cultura-japonesa-no-dna-o-grande-diferencial-do-cacau-de-tome-acu/

ギリェルメ・スエミツさん32才は一人息子、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんから教わってきた日本文化を大事にして育ちましたが、大学ではコンピュータ技術を専攻し、卒業後はIT関連の会社で働いてきました。刀鍛冶である父親の仕事は、「自分には向いていない」とずっと思っていました。

ところが2020年、彼の人生に大きな転機が訪れました。離婚して5年ぶりに実家で暮らすようになり、父親の仕事を眺めるようになりました。ITの仕事に以前のような楽しさを見出だせない自分に気付き、12月に仕事を失ったのをきっかけにキャリアを見直しました。恐らく父の刀作りに対する熱意やプライドを感じ、心が動いたのでしょう。「親しい人たちがいついなくなってしまうか分からない、このパンデミックがそれを教えてくた。これ以上先延ばしには出来ない」と、刀鍛冶の父に弟子入りすることを決断したそうです。

日系二世である父親のエジソン・スエミツさんは、ブラジルにいながら刀鍛冶を独学で勉強しました。移民の祖父が農園に現れる蛇を殺すためにナイフや鎌を作っていた姿を思い出し、昔の本などを参考にして40年間技術を磨きました。刀の材料は日本から輸入しています。一本仕上げるには30日間かかります。高いものだと一本30,000レアル(約60万円)で売ることが出来るそうです。「私はチープな飾りを作っているのではありません、刀を作っているんです」と誇り高く語るエジソンさん、今まで継いでくれる人がいなくて悩んでいましたが、コロナのおかげでその心配は無くなったようです。

#ブラジル #クリチバ市 #移民 #コロナ #刀鍛冶

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月14日現在)
感染者:19,209,021人
死亡者:537,498人

ブラジルのワクチン接種状況(7月14日現在)
1回接種:86,332,655人
2回接種:32,118,717人

参考リンク
https://tab.uol.com.br/noticias/redacao/2021/07/01/em-curitiba-pai-e-filho-preservam-legado-na-forja-das-espadas-de-samurai.htm
https://katanasuemitsu.com/sobre/

マラニョン州は住民のワクチン接種を促進するため、2回接種者に抽選で最大10000レアル(約2000ドル)をプレゼントすると発表しました。

現在ブラジル全体のワクチン接種状況は、1回接種が人口の33.31%、2回接種が人口の11.95%となっています。
マラニョン州では2回接種した人口が8.62%となっており、先週の時点で2回目の接種に現れなかった人が16万人に及びました。

今回のキャンペーンでは、700人に各1000レアル(約200ドル)、200人に各5000レアル(約1000ドル)、100人に各10000レアル(約2000ドル)が当たります。
先週25日に第一回目の抽選が行われ、第二回目は2週間後に開催される予定です。州知事は「キャンペーンが始まってから、ワクチンの接種率は急激に伸びた」とコメントしています。

一見、お金の「ばらまき」のようにも見えますが、キャンペーンを通じて、ワクチンの接種に後ろ向きだった人が接種して、接種率の増加に繋がっているので良いアイディアだと思いました😌

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月28日現在)
感染者:18,417,113人
死亡者:513,544人
ブラジルのワクチン接種状況(6月28日現在)
1回接種:70,543,280人
2回接種:25,213,962人

#南米 #ブラジル #マラニョン州 #ワクチン #ワクチン接種 #接種促進策 #賞金 #新型コロナ #新型コロナウイルス

参考リンク
https://www.istoedinheiro.com.br/tomar-a-2a-dose-de-vacina-pode-render-premio-no-maranhao/
https://especiais.g1.globo.com/bemestar/vacina/2021/mapa-brasil-vacina-covid/

サンパウロ州サン・カエタノ・ド・スル市に住んでいる日本生まれのタナカユミコさん(107才)は、6月6日にコロナの症状が出て、町に開設された臨時医療施設(Hospital de Campanha)に入院しました。タナカさんの家族は看護していたスタッフと毎日ビデオ通話をし体調の報告を受けていましたが、ずっと元気がなく、無口で落ち込んでいる様子でした。

ある日、肩が痛そうにしていたタナカさんを日本語の話せる整形外科医が診察しました。いくつかの会話を日本語でした後、タナカさんの表情が一気に明るくなりました。
それを知った家族は、すぐに日本語で励ましのメッセージを書いて病院のスタッフに届けました。
日本語のメッセージカードは、病院スタッフとタナカさんがコミュニケーションをとるための「通訳」の役割も果たしました。

タナカさんは16日間の入院の末元気を取り戻し、「EU VENCI A COVID-19(私は新型コロナウイルスに勝った)」と書かれたカードを手に退院しました。

タナカユミコさんは1914年5月4日に沖縄で生まれ、1959年にブラジルに渡りました。ポルトガル語はほとんど話さないそうです。現在は子供6人、孫6人、曾孫1人に囲まれて幸せに過ごしています。大好きなお茶を飲んで、天ぷらや魚も食べてもっともっと長生きしてください。

ブラジル #サンパウロ #移民 #沖縄 #コロナ #107才 #回復 #日本語

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月24日現在)
感染者:18,243,391人
死亡者:509,282人

ブラジルのワクチン接種状況(6月23日現在)
1回接種:64,436,634人
2回接種:24,390,876人

参考リンク
https://abcreporter.com.br/2021/06/24/idosa-de-107-anos-deixa-hospital-de-campanha-de-sao-caetano-curada-da-covid-19/

イギリスの雑誌Time Outが、世界の“クール”なストリートTop30を発表、第7位にサンパウロ市ボン•へチーロ地区のRua Três Rios(トレス•リオス ストリート)がランクインしました。
今は韓国人街として知られる界隈ですが、時代時代でイタリア、東欧、ボリビア、ギリシャなどいろいろな移民が移り住み、その痕跡が随所に見られるところが評価されました。また、近くにレンガ作りが美しいPinacoteca美術館があるのも決め手となったようです。

この辺りにはおいしい韓国料理レストランや韓国食材店、日本のようなパン屋やカフェがあり、サンパウロ在住の日本人もコロナ禍以前はよく行っていたのではないでしょうか。また、ボン•へチーロにはリーズナブルな洋服店が並ぶストリートもあり、こちらは女性に人気です。この地区で商いをする韓国人、縫製工場で働くボリビア人、シナゴーグがあるので黒い帽子のユダヤ教徒の姿もよく見かけます。

このRua Três Rios、そこまで特出していない道だし、観光でわざわざ行くようなところでもないので、世界7位は正直ちょっと意外でした。庶民的で、洗練されているわけでもないけれど、混沌とした移民の国ブラジルの縮図という観点でみれば、確かに魅力があります。

第13位には東京原宿のキャットストリートがランクインしていました。
愛称「キャットストリート」で知られる旧渋谷川遊歩道路は、東京オリンピックが開催された1964年頃に整備され、名前の由来としては「猫の額のように狭い通り」や「猫が多い通り」など諸説ありますが、いわゆる「裏原宿」と呼ばれる場所のメインストリート。こちらはおしゃれな洋服屋さんが多い、まさに流行最前線な遊歩道!
キャットストリートをお散歩する機会がありましたら、ブラジルサンパウロのボン•へチーロを思い出してくださいね!

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月18日現在)
感染者:17,802,176人
死亡者:498,621人

ブラジルのワクチン接種状況(6月18日現在)
1回接種:61,859,364人
2回接種:24,171,806人

#新型コロナウィルス #コロナ対策 #南米 #ブラジル #Coronavirus #COVID19 #timeout #pinacoteca #bomretiro #rua #street #ストリート #ボンへチーロ

参考リンク
https://www.timeout.com/things-to-do/coolest-streets-in-the-world
https://www.uol.com.br/nossa/noticias/redacao/2021/06/10/tres-rios-em-sao-paulo-e-eleita-uma-das-ruas-mais-legais-do-mundo.htm
https://exame.com/casual/rua-em-sao-paulo-e-eleita-uma-das-mais-legais-do-mundo/

日系三世のアルトゥール•ノリ選手(27才)は、リオ五輪ゆか種目の銅メダリスト、2019年世界体操鉄棒種目のチャンピオンで、東京オリンピック出場が決まっています。

アルトゥール選手の祖父はオヤカワ•ノリヤスさんといい、1912年に沖縄から移民船でブラジルにやってきたそうです。お祖父さんが幼くしてブラジルに渡ったためか、家族の中で日本語を話す人はおらず、アルトゥール選手は日本語で話しかけられることが恐怖だったそう。
今回、自分のルーツである日本で開催されるオリンピックに向けて、アルトゥール選手は日本語の勉強を始めました。目標は「日本語でインタビューに答える」。パンデミック前は日本語教室に通い、今はアプリで毎日勉強を続けています。体操競技で培った「反復練習」が、日本語学習にも生きているそうです。

アルトゥール選手が得意とする鉄棒といえば、内村航平選手が先日4大会連続の五輪出場を決めましたね。内村選手を応援しつつ、アルトゥール選手にも注目してみてください。そして、日本の記者の皆さん、ぜひ日本語でインタビューしてみてくださいね。

ブラジルではオリンピック出場選手へのワクチン接種が進んでいます。アルトゥール選手含む体操チームも一度目のワクチンを打ちました。

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月6日現在)
感染者:16,946,100人
死亡者:473,495人

ブラジルのワクチン接種状況(6月6日現在)
1回接種:48,977,254人
2回接種:22,930,114人

#新型コロナウィルス #コロナ対策 #南米 #ブラジル #Coronavirus #COVID19 #オリンピック #tokyo2020 #体操 #arthurnory #日本語 #内村航平 #イケメン #鉄棒

参考リンク
https://globoesporte.globo.com/olimpiadas/noticia/nory-resgata-origem-familiar-e-aprende-japones-rumo-as-olimpiadas.ghtml https://www.youtube.com/watch?v=R6in2gGeJQ

当初コロンビアとアルゼンチンで共催予定だったコパ・アメリカは、5月31日の朝、緊急会議が開かれ、前回に続き再びブラジルで行なわれることが決まりました。

そもそもこのコパ・アメリカは2020年6月12日から予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期されていました。
今月20日、政治不安を理由にコロンビアが開催を辞退、その後アルゼンチンで全試合を行なうことになっていましたが、昨日アルゼンチンも開催辞退を発表しました。アルゼンチンでは感染状況が悪化し、人口45,000,000人中、3,600,000人が感染、76,000人が亡くなっています。

ブラジルも感染者数、死者数が依然として多く、ブラジル型と呼ばれている変異株を恐れている国も多いですが、広い国土を利用し、北東部エリア•東南部エリアに開催地を限定し、参加者の飛行機移動を減らす予定です。
すでに決めてあったグループA、Bに変更はありません。Aはアルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイとウルグアイ、Bはブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルとベネズエラです。
グループリーグはブラジル選手権大会であまり影響を与えないスタジアムを利用することを考えています。大会の開会式(6月13日)はブラジリアのマネ・ガリンシャ・スタジアム、他にはペルナンブコ州レシフェ市のアリーナペルナンブコ、リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市のアリーナ・ダス・ドゥナスなどを使います。決勝に近づいたらサンパウロとリオにまとめる予定です。決勝戦は7月10日リオのマラカナン・スタジアムで、観客ありの試合が期待されています。

賞金は優勝10,000,000ドル、その他の参加チームはそれぞれ4,000,000ドルです。
2019年はブラジルが優勝し、7,500,000ドル獲得しました。
コパ•アメリカには1999年、2019年に日本も招待国として出場しています。

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(5月28日現在)
感染者:16,392,657人
死亡者:459,171人

ブラジルのワクチン接種状況(5月30日現在)
1回接種:45,233,638人
2回接種:22,063,266人

#コパアメリカ #アルゼンチン #コロンビア #南米 #コンメボール #マラカナン #ブラジル #リオデジャネイロ #サンパウロ #コロナ

参考リンク
https://agenciabrasil.ebc.com.br/esportes/noticia/2021-05/conmebol-confirma-brasil-como-sede-da-copa-america-2021
https://www.uol.com.br/esporte/futebol/colunas/marcel-rizzo/2021/05/31/copa-america-tera-brasilia-e-nordeste-e-conmebol-quer-publico-na-final.htm
https://twitter.com/agdws/status/1399384170259005441

長引くパンデミックでブラジルでは食べるものにさえ困る人が増えており、社会問題になっています。満足に食事がとれていない人は1900万人にのぼり、ブラジル家庭の半数以上が食事に対して不安を抱えているという調査結果もあります(Rede Penssan)。

そんな中、写真で食料を届けようというキャンペーン「150 fotos para SP(150 photos for São Paulo)」が行なわれています。150人の写真家が1作品ずつ写真を寄付し、それを200レアル(約3000円)で販売、売り上げは慈善団体Treino na Laje(トエイノ•ナ•ラージ)に寄付され、セスタ•バジカ(米、フェイジョン、パスタなどの基本食材の詰め合わせ)となって、貧困家庭に配布されます。
キャンペーンは6月10日まで、写真は20x30cmに印刷されて購入者に届けられます。
https://www.150fotosparasp.com.br/

このキャンペーンは、イタリアのロンバルディア州で新型コロナ感染が拡大した時に行なわれた100 Phtographers for Bergamoからヒントを得ています。サンパウロの第一弾は昨年5月に行なわれ、15日間で約300,000レアル(約600万円)を募ることができました。このお金は1800個のセスタ•バジカに換えられ、貧困地域の家庭に配られました。

このような活動はバイーア州やミナス•ジェライス州でも行なわれています。自分の得意なことで社会に貢献する写真家たちの活動、素敵ですね。

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(5月23日現在)
感染者:16,083,573人
死亡者:449,185人

ブラジルのワクチン接種状況(5月23日現在)
1回接種:41,961,572人
2回接種:20,659,187人

#新型コロナウィルス #コロナ対策 #南米 #ブラジル #Coronavirus #COVID19 #photo #treinonalaje #fotografia #150fsp

参考リンク
https://vejasp.abril.com.br/cidades/150-fotos-para-sp-fotos-renda-cestas-basicas/
https://agenciabrasil.ebc.com.br/geral/noticia/2021-04/pesquisa-revela-que-19-milhoes-passaram-fome-no-brasil-no-fim-de-2020