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イラ・ゴメスさん(21)はまだあどけなさが残っている普通の女性です。ちょっと変わっているところといえば、マイラさんがブラジル、アマゾンのネグロ川沿いに住んでいるタツヨ部族であることです。

新型コロナウイルス感染が拡大した時、マイラさんの村はすぐに外部との繋がりを完全に断ち切りました。しかし、マイラさんはこの9月外出自粛期間中TikTokで最もヒットしたブラジル人の若者の1人となりました。なんとフォロワー約200万人。一人の先住民女性がここまで知られるようになったのは初めてのことです👏☺

マイラさんは自分の日常を通じて、家族の衣食住や部族の習慣、伝統などを若者らしく簡単にまとめたものをアップしています。またマイラさんは数多く寄せられるフォロワーたちの疑問に対して、ビデオで答えています。例えば、先住民の女の子は月経の時どうするの?🙄先住民の女の子ってどうしてニキビがないの?🤨どうしてジャングルから発信できるの?😳と至ってシンプルな質問です。

この返信ビデオをアップするようになってから人気はうなぎのぼりで、月経の返信ビデオは500万回以上再生。ちなみにマイラさんによると現在先住民女性も市販のナプキンが使えるようになったそうですが、伝統的な方法は椰子の木から取れるツクリという網でナプキンを作るそうです。ニキビはあるけれど、コパイバの木の油を塗るときれいになるとか✨またお兄さんがサテライトを設置したので、ジャングルからの発信できるようになったそうです。

通常ブラジルの先住民部族に関する説明は堅苦しいものが多いですが、マイラさんは若者らしいシンプルな語り方で、今の若い世代に受けるようになったようです。またフォロワーとのやりとりを見ると、一般の人も先住民たちの暮らしに非常に関心を持っていることが分かります👏

新型コロナウィルスは今でもジャングル奥深く広がりつつあり、先住民部族の存続が危惧されています。一つの部族が消えるとその部族の膨大な知識、文化も失われます。しかしマイラさんのような若い世代の先住民が、新しい形で世界の人々に関心を持ってもらえるように語る方法こそ、将来部族が平穏に生活していける希望ではないでしょうか✨☺

マイラさんは先住民の言語以外、スペイン語もできますが、ビデオは全てポルトガル語で話しています。ちなみに今月からマイラさんフィルターができたそうです。どうぞ皆さんもマイラさんフィルターでフェイスペイントを楽しんでみてください🙌😆

@cunhaporanga_oficial

Pintei a @poranguinha_oficial com Urucum… No puedo creer que ya somos 1M. Os amo! Muchas gracias ❤️ ##tiktok ##tiktokindígena ##geraçaotiktok ##foryou ##viral

♬ som original – Cunhaporanga_Oficial

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(10月13日現在)
感染者:5,105,033人
死亡者:150,772人

#新型コロナウイルス #TikTok #先住民 #インフルエンサー #外出自粛 #南米 #ブラジル #アマゾン #インディオ

参考リンク:

https://www.acritica.com/channels/manaus/news/jovem-indigena-do-am-faz-sucesso-no-tiktok-com-quase-2-milhoes-de-seguidores?fbclid=IwAR2qpbygM6vkl9TkNi1DNOJ7saO6gh7ve-J0VicZUMdjpYIWYlHk9Z1J7sY

https://www.instagram.com/cunhaporanga_oficial/

新型コロナウイルスで世界中の人たちが苦しんでいる中、なんとか力になりたいと行動に移す子供たちがいます。今日はそんなエピソードをいくつかご紹介したいと思います。

ミナスジェラエス州ベロオリゾンテ市在住のルカくん(7)は絵を書くのが大好き。外出自粛中、よく見かけるようになったホームレスに心を痛めます。そこで自分が書いた絵をネットで販売し、収益の一部でホームレスのために服や食料品を買いました。絵はそれぞれ10レアル(約1.8ドル)で、購入者には印刷して届けています。

テオくん(8)は、ゴミ箱を漁り、食べ物を探しているホームレスを見て、食料品と衛生用品の寄付を集めることにしました。コンピューターで張り紙を作成し、住んでいるマンションの入り口に貼りました。そして、近所のホームレスに寄付を届けました。

張り紙の訳:「外出自粛中、私たちは家にいなければいけません。今食べ物と衛生用品を必要としている人がたくさんいます。私たちは手伝うことができます(略)」

サンタカタリーナ州のペドロくん(5)は、お母さんが自分の古着を売って脊髄性筋萎縮症を持つ赤ちゃんに寄付するのを見て、自分も貯金箱を開けて234.30レアル(約42.6ドル)を寄付することにしました。

この寄付にブルーノくん(9)も参加しました。自分のおもちゃのミニカーHotwheelsコレクション(120個)をオークションに出し、2400レアル(約436ドル)を寄付しました。お父さんのジャイルソンさんによると「幼い頃から大事に集めてきたコレクション」とのこと。それでも脊髄性筋萎縮症を持って生まれた赤ちゃんは、友達の妹だったこともあり、助けたいという気持ちになったようです😌オークションで買い取ったのは75才のおばあちゃん、アルタイルさん。ブルーノくんの家まで行き、コレクションを見て写真を撮った後、全て返してあげたそうです。アルタイルさんは子供の素敵な行動に感動したようです❣️

子供たちの他者を思いやる素直な気持ちには心が動かされます☺️

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(10月7日現在)
感染者:4,978,531人
死亡者:147,759人

参考リンク:

https://www.nsctotal.com.br/noticias/criancas-catarinenses-dao-exemplo-de-solidariedade-na-pandemia-de-coronavirus

https://g1.globo.com/sc/santa-catarina/noticia/2020/06/18/menino-de-9-anos-leiloa-colecao-de-carrinhos-para-ajudar-bebe-com-ame-em-nova-trento.ghtml

https://noticias.r7.com/jr-na-tv/videos/criancas-dao-exemplo-de-solidariedade-durante-a-pandemia-em-mg-11072020

https://gramhum.com/v/vendinhadoluca

https://www.youtube.com/watch?v=WCu8aE1Zm0g

#新型コロナウイルス #子供 #福祉活動 #寄付 #ホームレス #南米 #ブラジル         

ブラジル、リオ・グランデ・ド・スル州ポルトアレグレ市のセントロにある最も賑やかな大通りの1つ、Av. Senador Salgado Filho沿いに暮らすジェイムスさん(62)。そして、大通りの反対側でシェアハウスをする若者6人組。パンデミックでなければ生まれなかった心温まる友情物語をご紹介したいと思います✨

ブラジルではフェスタジュニーナと呼ばれる6月祭があります。火の聖人、結婚の聖人、雨の聖人に感謝し、麦わら帽子やチェックのシャツなど田舎者の格好をして楽しむお祭りです。またフォホーを踊ったり、フェスタジュニーナならではの食べ物を堪能します。

6月のある日、シェアハウスの6人組はフェスタジュニーナを家で開催しました。もちろん、自粛中なので外部の人は呼んでいません。ベランダ越しからその様子を見た一人暮らしのジェイムスさんは「楽しそうだな😌」と思い、思い切って若者たちに手を振り、声をかけました👋

それから、機会さえあれば、お互いに手を振るようになり、ジェイムスさんは自分の猫を紹介するために、猫を抱きかかえて現れることもあったそうです。

しばらくしてから、6人のもとに突然ホールケーキが届きます。頼んだデリバリーではないな・・と思った彼らはメモを見ると「6階に住む隣人の皆さん、将来友達になる皆さんへ。 今日は誕生日ですが、パンデミックなので1人で過ごしています。このケーキを食べて、一緒に祝ってください」と、差出人はなんとジェイムスさんでした!

そこからジェイムスさんと若者たちの距離はグッと縮まります。電話番号を交換し、“6階+ジェイムス”というグループチャットを作りました。ジェイムスさんは自分が持っている本の写真を送って、貸してあげたり、ジェイムスさんは60歳を超えていて新型コロナウイルスで重症化するリスクが高いため、若者たちが代わりにスーパーへ行ってあげたり、まだ直接会えていませんが、友情は確実に育まれています☺️

ジェイムスさんたちが住む大通りはマンションがずらっと並び、同じマンションの住人でもなかなか友情が発展することはありません。パンデミックでなければ、この友情は生まれなかったのではないか、と彼らはコメントしています。

パンデミックが収束し一緒にコーヒーを飲める日を、今から首を長くして楽しみにしているそうです☕️✨

この心温まるエピソードはブラジル全国で話題になり、地元のテレビ局やラジオに取材されるだけでなく、短編の漫画にもなり、雑誌に掲載されました!

1日も早く、ジェイムスさんたちが一緒にコーヒーが飲める日が訪れますように🙏🌸

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(10月5日現在)
感染者:4,918,022人
死亡者:146,417人

#新型コロナウイルス #外出自粛 #おうち時間 #ステイホーム #南米 #ブラジル #ポルトアレグレ #漫画化 #友情

参考リンク

https://www.instagram.com/pablito_aguiar/

https://razoesparaacreditar.com/aposentado-bolo-aniversario-estudantes/

5月、雨のある日、エスピリト・サント州セーラ市にある自動車ディーラーに1匹のキャラメル色の雑種犬が入ってきました。この店は新型コロナウイルス感染予防対策をとりながら、営業していたところでした☔😐やせ細った、びしょ濡れの犬を見て、支店マネージャーのエメルソン・マリアノさんは心を痛め、寝床を作り、水とエサを与え、一晩休ませることにしたのが全ての始まりでした。

パンデミックにより客足がまだ少ない時期、この犬はスタッフ全員の気持ちを和ませるだけでなく、団結力を高めました。犬は販売している新車の名前からツーソン(Tucson)と名付けられました🚗🚓😁獣医さんによるとオスの雑種犬で約一歳だそうです。

エメルソンさんはちょうど会社がペットフレンドリーのキャンペーンを行なっていたため、ツーソンを正式に「従業員」として迎え入れる説得をします。インスタグラムに「今月の目標達成頑張ろうワン!」とアップしたところ、瞬く間にヒット😯ツーソンを一目見るためにお店によるお客様もいて、支店全体を盛り上げてくれました🙌7月下旬、会社のブラジル副社長が直々に支店を訪問し、ツーソンを販売コンサルタント(正式にはワンサルタント!)に昇進します👏👏😂

現在ツーソンは海外のメディアにも取り上げるほど会社の「顔」となり、フォロワーは約16万を超え、今でもアクセス件数は上昇中です!会社勤め(?)する傍ら、今度は動物保護大使としての役も担い、里親募集やペットフード寄付など募るキャンペーンでも活躍しています。(https://www.instagram.com/p/CFc7FKjH5Oa/

エメルソンさんは「寄せられた多くのメッセージから、ツーソンが新型コロナウイルスで親しい人を失ったり、外出自粛生活でうつ病になったりした人たちの心の拠り所となり、励ましたのだと初めて知りました」と語ります。

ツーソンのインスタグラムは最初迷い込んだ時から、店員たちのツーソンの家作り、予防接種のビデオやしつけの日常などが分かるようにアップされています。フォロワーは変化のない自分の自粛生活の中で、ツーソンが日々成長していく過程に感動したのでしょうか。このようにロマンチックに思うのは人間ゆえの感覚でしょうか。当のツーソンは「やばいワン!今月の目標達成まだだ!ドッグビスケットをもらえない!みんな頑張ろうぜ!」と今日もスタッフにゲキを入れているのが本音かもしれません🤣🤣🤣

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月30日現在)
感染者:4,787,637人
死亡者:143,243人

#新型コロナウイルス #ペット #雑種犬 #動物の里親 #外出自粛 #南米 #ブラジル

参考リンク:

https://www.instagram.com/tucson_prime/?hl=es

https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/stray-dog-who-keeps-visiting-22495840

https://g1.globo.com/es/espirito-santo/noticia/2020/08/07/cao-e-adotado-por-concessionaria-no-es-ganha-cracha-e-conquista-a-internet-caosultor-de-vendas.ghtml

アルゼンチン、コルドバ市に暮らす5人の学生は、新型コロナウイルスの影響で仕事を失い、食べるものに困っている人たちに週1回弁当を配るプロジェクトを始めました。食べ物に困っている人とそうした人を助けたいと思う人たち繋ぐホームページを立ち上げました。ボランティアは料理、配達、もしくは寄付という形でプロジェクトに参加できます。

・料理:材料を自分で負担し、週に1回、木曜日の午後14時までに20人分の弁当を作ります。毎週作る義務はなく、事前に休むことを知らせればOK、また作る量を変更することもできます。

・配達:火曜日に使い捨て弁当箱を料理人に届け、木曜日に完成した弁当を受け取り、寄付対象の貧しい地域へ配達に行きます。各地域に使い捨て弁当箱を取りに行く場所、弁当を届ける場所が設定されています。

・寄付:お金の寄付でも、使い捨て弁当箱の寄付でもOKです。

https://proyectodartee.wixsite.com/website

プロジェクトが生まれてから3ヶ月が経ち、登録者数は200人を達しました。そして、毎週1200個の弁当を8箇所に届けることができています。

19~22歳の若い学生たちが作ったこのプロジェクトの良さは、無理をしないいところです。5人は何事も話し合いで決めています。ValentinさんとMeliさんは料理人を調整。Candeさんは貧しい地区と話し、Pedroさんは寄付を集める担当。Ramiさんは全てのロジスティックを決める役割を担っています。

また弁当には、一つずつに心温まるメッセージが添えてあります🍱❣️

「愛情を込めて作りました」

「神の御加護がありますように。神様、この食べ物を共に祝福してください。作った人、受け取った人には食と仕事を与えてください。アーメン」

「小さなことでもたくさんの人が行えば、世界を変えられます」

作った人の愛情が伝わってきますね☺️

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月28日現在)

感染者:4,736,831

死亡者:141,877

#外出自粛 #アルゼンチン #失業者 #弁当 #新型コロナウイルス #南米 #学生 #福祉活動 #ボランティア

参考リンク

https://youtu.be/5r5ZjUnbVoE

https://www.lavoz.com.ar/ciudadanos/cinco-jovenes-cordobeses-cocinan-solidaridad-en-medio-de-pandemia

http://expresionnorte.com.ar/dar-te-cordoba-el-grupo-de-amigos-que-hace-viandas-para-quienes-mas-lo-necesitan/

新型コロナウイルスの影響で失業者は増え、就職口を見つけるのが難しくなっています。そんな中、ブラジル南部リオ・グランデ・ド・スル州ポルトアレグレ在住の男性が「履歴書のデリバリー」という、失業者から履歴書を預かり、募集していそうなところへ届けている話を6月に紹介しました。

興味のある方はこちらから前回の記事をぜひご覧ください:

http://native-br.com.br/2020/06/17/deliverydecurriculos/

カカの名で知られるカルロスさん(38)は、公務員として働きながら、現在も「履歴書のデリバリー」を続けています。そして先日、新企画の「移動式求人」を3日間かけて行いました。その名の通り、動く求人掲示板です。


カルロスさんは車を借り、ガソリンを満タンにして、求人情報を一面に貼り、ポルトアレグレ内の貧しい地域へ行きました。「僕も貧しい地域出身で、ホームレスだったこともある。僕の原点を忘れません」とカルロスさんは語ります。こうした地域では求人情報を入手するのが困難ということを身をもって体験しています。だからこそ、一見アナログだけども、人々が必要としている形で手を差し伸べられているのでしょう🙌カルロスさんは「訪れた先では、みんな写真を撮ったり、情報をメモしたり、とても嬉しそうでした」と自身のSNSでコメントしています。

「移動式求人」で貧しい地域を周ってから20日経ち、カルロスさんのおかげで14名が就職できたそうです✨また2日前に行った「履歴書デリバリー」では、朝7時から履歴書を届け続け、その日だけで8名が採用されました。

カルロスさんの活動は国外でも話題になり、フランスのメディアから取材の依頼がきているそうです📽😳

カルロスさんの活動は個人でやっているとは思えないくらい、たくさんの人の助けになっていて、本当に脱帽です。これからもカルロスさんを応援しています!


ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月25日現在)

感染者:4,667,384

死亡者:140,040


#新型コロナウイルス #外出自粛 #不景気 #就職活動 #求人 #南米 #ブラジル #ポルトアレグレ


参考リンク

https://razoesparaacreditar.com/vagas-movel-ajuda-desempregados/

https://www.instagram.com/kaka_davilapoa/?utm_source=ig_embed

舞台は17世紀ペストが大流行しているロンドン。親しい友人や家族を亡くした人たちが集まり酒宴を催す…プーシキンの「小悲劇」の一部を1900年ロシアの詩人ツェーザリ・キュイが曲を完成した3幕戯曲「黒病死の時代の露宴(The City of Plague)」のオペラのシーンです。

このオペラは8月にオンラインの冬の音楽フェスティバルで公開され、今月から無料で見られるようになしました。考案者はリオ・デ・ジャネイロ市立劇場の舞台監督Andre Heller氏とリオ交響楽団のIra Levin指揮者です。出演は外出自粛中の5人のブラジル人オペラ歌手たちです。全員第一線で活躍している人たちですが、今回無料で参加しました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、市立劇場の活動として交響楽団などはオンラインで公演したりしましたが、オペラは初挑戦でした。「通常のオンラインの映像とは違うものを作れないかと考えました」とHeller監督は語っています。マエストロのLevinに相談し、二人で独自のプロジェクトを実現することになりました。

1か月かけて翻訳した楽譜をそれぞれのオペラ歌手たちに送り、自宅で練習開始。ベースとなる音楽はマエストロ自身がピアノを弾き、制作しました。同時にHeller監督は舞台となるべき演出を自宅で作り、その写真を歌手たちへ送ります。

バリトンを務めたVinicius Atiqueさんは役を演じるだけでなく、Heller監督の総編集も手伝いました。「最初映像と音声を一緒に収録しようと考えていました。でもそれぞれ違う場所で歌い、演じるので、違和感のないものに仕上げるのはとても難しいと分かりました。そのため、まず曲を収録し、その曲をもとに演じてもらいました。」とコメントしています。

メゾソプラノ歌手のLuiza Francesconiさんはお母さんとご主人に舞台の設置から撮影まで手伝ってもらったそうです。「一番大変だったのは相手役がいないので、どこを見ればよいのか分かりませんでした😶🤷‍♀️目の前に色々な物を置いて、この場面はこれを見るという感じで演じました。相手役の反応のタイミングはピアノの曲を基準にしました。」と述べています。

テノールのGiovanni Tristacciさんも「最終的どんな仕上がりになるか全然分からないのは初めてでした。映画の収録に似た感じでしたね。」とコメントしています。

またAtiqueさんは「自宅で収録していると外部の音がどうしても入ってくるのです。バイクが通ったり、鳥が鳴いたり…😂🛵30分のオペラ収録に8時間もかかりました。」と苦笑いしながら、制作過程を振り返ります。

出演者たちは多くのハプニングに見舞われますが、このオペラビデオは最終的にかなりの傑作となりました。国内上演に留まらず、10月英国のOpera誌が世界でも稀なオペラ上演として、公開する予定だそうです🙌

「世界に散らばっている参加者全員がボランティアで参加し、良いこともありましたが、やはり編集上選択しなければいけない部分もありました。静まり返っている世界中の劇場に少しでも光がよみがえればと願っています。」とHeller氏は締めくくっています。

YouTube video

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月23日現在)
感染者:4,591,604人
死亡者:138,108人

#外出自粛 #オペラ #オンラインオペラ #市立劇場 #営業再開

#黒病死の時代の露宴 #新型コロナウイルス #南米 #ブラジル

参考リンク:

https://cultura.estadao.com.br/noticias/musica,opera-sobre-a-peste-de-cesar-cui-e-encenada-no-isolamento-social,70003391780

https://blogs.oglobo.globo.com/ancelmo/post/revista-britanica-opera-se-interessa-por-versao-virtual-brasileira-de-festim-em-tempos-de-peste.html

南米で最も豊かとされているサンパウロ市ですが、人口の11%にあたる約2,000,000人はスラム街に住んでいます。新型コロナウイルスで亡くなる率も他のエリアと比べると2.7倍です。

スラム街で暮らすNana Prudencioさんは、4年前に制作プロダクションを立ち上げた監督です。外出自粛が始まった頃、周りで困っている人たちのために福祉活動を始めました。活動を通じて、政府の援助が届かず、不満を抱えている多くの人たちに出会いました。Nanaさんが黒人で、女性であるだけでなく、スラム街の住民であることから、気楽に話しかけてくる人がいたり、家まで招待してくれて、どれだけ困っているかを見せたがる人もいました。テレビ局が取材に来ても、ほんの少ししか取材してくれないので、もしドキュメンタリーにできたら、現状を世間に伝えられるのではとNanaさんは思いました。

予算はありませんでしたが、カメラ一台とボランティアの協力を得て、3ヶ月で14箇所周りました。住民の声や団体、協会、NGOなどの活動を織り交ぜながら記録していきました。Nanaさんが前から知っている人たちをインタビューしているので、みんなに安心感を与えていることが被写体の表情から垣間見えます。また通常であれば撮影のハードルが高いスラム街の隅々まで撮影できているため、迫力のある場面がいくつもあります。

カメラをまわしていくと、小さな「協力」も目に入るようになりました。Nanaさんは、子供15人を育てているにもかかわらず、麻薬中毒で子供を育てられない人から子供を引き取った女性と出会いました。その時、支援は大小問わず、相手を思いやる気持ちで行わなければ、人生は変わらないと思ったそうです。現状を訴えようと始めたプロジェクトですが、それだけでなく住民間の助け合いがスラム街を救っていることが分かる映画に仕上がりました。

このドキュメンタリーが様々なスラム街の団体で上映されるだけでなく、作品を通じて地元のリーダーや住人たちが議論をし、自分たちが住んでいる地域を変えていくことに繋ればとNanaさんは思っているそうです。8月初めに公開されてからベロオリゾンテ、ブラジリア、リオデジャネイロなどで上映されました。

YouTube video

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月22日現在)

感染者:4,556,123

死亡者:137,445

#新型コロナウイルス #COVID19 #南米 #ブラジル #スラム街 #ファベーラ#ドキュメンタリー

参考リンク

https://almapreta.com/editorias/da-ponte-pra-ca/documentario-registra-os-impactos-da-pandemia-nas-periferias?fbclid=IwAR2f1jLBuSnWVnYJP0qdS1I_h6x8RBr93wENCe7WxC29ohpX6OObsLMntTk/

https://www.facebook.com/zalikaproducoes/videos/?ref=page_internal

新型コロナウイルスが猛威を振るう南米で、感染拡大を抑えこんだウルグアイ。本日の時点で感染者は1876名、死者は46名となっています。国内総生産は3%減に留まっており、経済打撃も最小限に食い止められています。ブラジルのメディアでは「パンデミックという地獄の中で、ウルグアイは天国」と報道されており、ここ数ヶ月の間にアルゼンチンやブラジルといった周辺諸国から永住権の申請の問い合わせが増えているほど、ウルグアイは高評価です。ウルグアイ国内の評価も高く、政府の新型コロナウイルス対策の支持率は80%、大統領の支持率は60%以上となっています。

そんなウルグアイにある建築事務所Gómez Plateroが、世界初の新型コロナウイルスの犠牲者追悼メモリアル「Memorial Mundial a la Pandemia(世界パンデミックメモリアル)」を建設するプロジェクトを発案しました。

メモリアルの建設予定地はモンテビデオのラプラタ川沿い。最大で300人まで収容でき、WHOが推薦するソーシャルディスタンスの方針に従えるような構造となっています。また鋼鉄とコンクリートを用いるため、非常に耐久性の高い建築物です。

建築家は「この場所は振り返る場」であるとし「パンデミックの結果として生まれる建築物ですが、我々人間は生態系の中心にいるわけではなく、自然に属しているということを思い出させる目的もあります」とコメントしています。

建設に向けて、建築事務所と大統領はすでに話し合いを始めていますが、現在はまだ民間企業からの出資を募っているところです。着工すれば6ヶ月で完成する見通しです。まだまだパンデミックの収束の兆しは見えず、多くの人にとってパンデミックを振り返る段階とは言えないかもしれません。しかし、この脅威を理解し、パンデミック対策を成功に導いている国だからこそ、歴史に残るこの瞬間を忘れずに、みんなで教訓を学ぼうと前向きに考えていられるかもしれません。

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月18日現在)

感染者:4,466,828

死亡者:135,203

#新型コロナウイルス #COVID19 #南米 #ウルグアイ #メモリアル #建築 #犠牲者 #世界初

参考リンク

https://oglobo.globo.com/mundo/com-apenas-45-mortes-por-covid-19-uruguai-paraiso-no-inferno-da-pandemia-24626243

https://casavogue.globo.com/Arquitetura/Edificios/noticia/2020/08/primeiro-memorial-mundial-para-vitimas-do-coronavirus-sera-construido-no-uruguai.html

アルゼンチンのブエノスアイレスで暮らしているベリさん。去年の8月愛犬を亡くして落ち込んでいたとき、ミニピッグを飼うように勧められました。そこで飼い始めたのがツッチーです。最初は人に懐かない動物だと思っていたそうですが、実はそうではなく、成長するにつれベリさんの膝で映画を一緒に見るようになったり、もう一匹のベリさんの犬とも仲良く散歩するようになり、人間や他の動物と一緒にいるのが大好きだということが分かりました🐷

アルゼンチンは南米で外出自粛を一番長く続けており、9月20日まで伸ばす予定となっています。厳しい外出自粛要請を行なってきたため、ブエノスアイレス市では8月初めから新たな感染者数は減っています。

自粛期間中、ツッチーの体重はなんと70kgまで増えてしまいました😅最近、やっとペットを散歩に連れていけるようになったので、ベリさんはツッチー&犬と一緒に近所を歩くようになりました。

ツッチーが可愛いからなのか、70kgの体重が衝撃的だからなのか、理由は分かりませんが、ツッチーが歩いているのを見て、面白がって立ち止まる人がいたり、3ヶ月も家に閉じこもっていたにもかかわらず、門まで出てきて可愛がるお年寄りがいたり、家まで子供を連れてきてツッチーと遊んで帰る人もいたり…外出自粛で制限が多い中で、少しでも楽しみを見出そうとしている人が多いことにベリーさんは気づきました。早速ベリさんはチラシを配り、ツッチーと遊んで楽しい思い出を作りましょう!と近所の人たちに呼びかけ始めました。ツッチーはすっかりみんなのアイドルとなりました☺️❣️

外出自粛がなくなっても、ツッチーにはご近所さんに楽しい時間を提供してほしい、と願うベリーさん。早くパンデミックが収束しますように🙏✨

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(9月14日現在)

感染者: 4,335,066

死亡者: 131,736

#新型コロナウイルス #外出自粛 #ブエノスアイレス #アルゼンチン #ペット #マイクロブタ #ミニブタ

参考リンク https://www.youtube.com/watch?v=zpvIhLmvfhY