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8月12日は世界ゾウの日です。世界ゾウの日にちなんで、NY Timesは「新型コロナ感染拡大中ゾウをどう移動するか」という記事を出しました。取り上げられたゾウの名はマラちゃん、推定50歳。移動はアルゼンチン、ブエノスアイレス市からブラジル、マット・グロッソ州にあるゾウ保護地区までの2730kmという長距離でした。

マラちゃんはインド生まれ、幼い頃ドイツに渡り、それからアルゼンチンへと人生の半分以上サーカスで過ごし、最後エコパークにいました。しかし、他のゾウと馴染めず、いつも独りぼっち。そんなマラちゃんの姿に心を痛めたアルゼンチン国民はより良い場所へ行ってほしいと運動を始めました。今年の初め、やっと全ての許可が下り3月20日出発予定となっていましたが、新型コロナウィルス感染拡大で両国国境閉鎖☹😞

「大きなゾウの移動はとても大変です。書類を揃えるだけで3年間、運搬ロジも並ではありません。」とマラちゃんをずっと撮り続けている写真家&動物保護家のSofia López Mañanさんは涙ぐみながら語ります。

さらにマラちゃんのような動物の国境超えの許可は期限付きです。感染の収束を待てません。「いつも気難しいお役人さんたちも再度一生懸命頑張ってくれました。」とエコパーク責任者のTomás Sciolla氏は語っています。そしてやっと、5月9日マラちゃんを乗せた大型トラックは、クレーン車や15人の付き添いを乗せた数台の車とともにブエノスアイレスを出発します。

マラちゃんは箱詰めの旅。体重5トンもあるゾウをトラックから降ろして、休ませることはできません。最短時間で到着地点へたどり着くしかありません。行列は3時間おきにマラちゃんに食事や水を与える以外、止まることなく移動しなければいけません。

2日後やっとアルゼンチンとブラジルの国境に辿り着きます。スタッフ全員すでに睡眠不足。税関でスタッフ全員新型コロナウイルスの検査を受けます。国境通過は最低人数の4名。「動物の通過は各団体の検査員がそれぞれ見ないといけないので、6時間かかりました。全員感染防護具を身につけていました。書類の一枚でも不足していればNGなのです」とソフィアさんは語ります。到着してから6時間後、ブラジルの国境は49日間で初めてマラちゃんが通過のため開かれます。

ブラジル側ではマラちゃん一行を先導するために数名の警官&パトカーが用意されていました。これで国境から保護地区まで3つの州をスムーズに通過できます。ブエノス出発から4日後、マラちゃんは自然の匂いがする保護地区の入り口に到着します。最後の難所は65キロに渡るデコボコの土道。クレーン車でマラちゃんの箱を違うトラックに移し替えます。「到着した時、マラが箱から出て、嬉しそうに新しい土地でたわむれているのを見た時、今までの苦労全てが報われました。マラはやっと自然の中で、ゾウとして自分自身でいられる場所にたどり着いたのです」とSciollo氏は語ります。

その後マラはすぐに保護地区に馴染み、ラナという友達もできました。自然の中で、友達と一緒に歩いて、食べて、寝ています。これから先はもう独りぼっちではないのです。これから先は自由なのです🙌😊

移動の様子は動画にもまとめられています。

ぜひ下記のリンクよりチェックしてみてください!

https://www.nationalgeographicbrasil.com/animais/2020/08/elefante-buenos-aires-transportado-santuario-mato-grosso-brasil-pandemia

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月14日現在)
感染者:3,224,876人
死亡者:105,463人

#新型コロナ感染 #感染拡大 #国境閉鎖 #アルゼンチン

#ブエノスアイレス #ゾウ #南米 #ブラジル

参考リンク:

https://www.nationalgeographicbrasil.com/animais/2020/08/elefante-buenos-aires-transportado-santuario-mato-grosso-brasil-pandemia

https://elpais.com/elpais/2020/06/24/album/1593011739_500654.html#foto_gal_15

https://www.ellitoral.com/index.php/id_um/243610-la-elefanta-mara-cumple-su-primer-mes-en-brasil-santuario-en-mato-grosso-internacionales.html#group

https://www.clarin.com/ciudades/primera-vez-elefanta-mara-relaciono-ejemplares-especie_0_UsxZntxo-.html

先週の日曜日、ボタフォゴ所属の本田圭佑選手は自身のインスタグラムでチャリティーを始めることを発表しました。日曜日より、ブラジルのフォロワーの中から毎日1人選び、500レアル(約91ドル)寄付するというものです。参加希望者は本田選手宛に、このお金をもらったら何に使うか、インスタグラムを通じてメッセージを送ります。その中から本田選手が”ベストアイディア”を選び、当選者を決めます。重視することは「教育」「成長」「団結」の3点と、本田選手らしさが伺えます。

現時点で、チャリティー発表動画はすでに289,800回近く再生されており、コメントは5,800件以上と、かなり反響を呼んでいます。コメント欄では「本田選手は最高です!私たちの国のために本当にありがとう!」「あなたがボタフォゴの選手で誇らしいです」「僕はサンパウロFCサポーターだけど、あなたのような選手がブラジルで活躍していて嬉しいです」「あなたの謙虚さはお手本です!」などなど、称賛の声が上がっています🙌

本田選手の発表はスポーツメディアに限らず、ブラジルの主要メディアでも取り上げられました。本田選手はブラジルにきてから、社会問題、特に子供たちの教育について心配しており、Globo Esporteのインタビューに対して、ゆくゆくはブラジルの若者にフォーカスしたプロジェクトを立ち上げたいと語っています。

選手として活躍するだけでなく、プレーする国にも貢献したいという本田選手の姿勢は素晴らしいですね✨ブラジルのサポーターたちに愛されているのも納得です。今後も本田選手のブラジルでの活躍に注目です!

以下、本田選手のインスタグラムの全訳です。

“教育、成長、団結

父の日、おめでとう!

パンデミック禍、たくさん考えました。最も厳しいときこそ、お互い助け合う必要があります。

一選手としてではなく、一人の人間として、チャンスを探している人や困難な状況にある人たちに対して、機会を提供したいと思って、ここにきました。

今日から、ブラジル人フォロワー1人に毎日500レアルを寄付します。年末まで、毎日1人の当選者がいます。肌の色や性別、国籍、応援するチームは関係ありません。僕たちは皆同じです。皆さんに機会を作り、希望を与え、扉を開くために、僕はここにいます。

参加するためには、このお金を何に使うか、インスタグラムで僕にDMを送ってください。ベストアイディアを選びます。残念ながら、皆さん全員を助けることはできませんが、この3つのコンセプトが大事だと念頭に置いてください:教育、成長、団結。

皆さん気をつけて、そしてこのお金を賢く使ってくれることを祈ります。”


ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月12日現在)
感染者:3,123,109人
死亡者:103,421人

#新型コロナウイルス #コロナ対策 #チャリティー #寄付 #南米 #ブラジル #サッカー #ボタフォゴ #本田圭佑 #Botafogo #KeisukeHonda

参考リンク

https://globoesporte.globo.com/futebol/times/botafogo/noticia/honda-do-botafogo-vai-doar-r-500-diariamente-para-brasileiros-estou-aqui-para-abrir-portas.ghtml

健康で長生きの人々が数多く居住する特別な地域はブルーゾーンと呼ばれ、世界に5地域存在します。そのうちの一つはコスタリカにあるニコヤ半島で、人口132,000人のうち、5000人は75才以上です。(他の4つは「イタリア・サルディーニャ」、「日本・沖縄」、「アメリカ合衆国・カリフォルニア州・ロマリンダ」、「ギリシャ・イカリア島」です)

コスタリカは8月10日までに11,114人が新型コロナウイルスに感染し、62人が亡くなりました。

ニコヤ半島では100才近く、または100才を超えた長寿者42名が暮らしています。厳しい外出自粛を守ったため、全員新型コロナウイルスに感染せず、健康で過ごすことができています😳

長寿者を研究している「ニコヤ半島・ブルーゾーン協会―Asociación Península de Nicoya Zona Azul」は新型コロナウイルスが発生した時、すぐにお年寄りを看護している親戚や介護士に予防法を伝え、外出自粛生活中に困らないように寄付も集めました。努力が実り、その結果は感染者ゼロです!とはいえ、この苦労はいつまで続くのかと皆さん感じているそうです。

昨日、8月9日、世界中の人々に「私たちは元気で過ごしているよ!」と伝える目的で、長寿者らはビデオを作成しました。下記のリンクよりご覧ください👀

https://www.nacion.com/el-pais/salud/video-centenarios-de-nicoya-se-cuidan-ante/78194aa8-729d-4832-9cc3-8fd15d417f86/video/

以下、ビデオの訳です。

「友達と会うことが好きです」

ホセ・ビレガスさん(103才)

「でも家族がウイルスについて説明してくれました」

「家にいたほうが良いです」

サウル・グスマンさん(Saul Guzmán)(103才)

「家に閉じこもって暮らしています」

「常に手を洗っています」

「皆さんも同じようにしてください」

トリニダード・エスピノザさん(104才)

「年配の方におすすめするのは」

「家から出ないこと」

パブロ・カスティージョさん(98才)

「清潔を保ち、手を洗ってください」

ヴィルジニア・エスピノザさん(102才)

「手をよく洗って」

「両手をよくこすって」

「これは皆さんのためになります」

「私のためだけではありません」

「もし働きに出る必要があったら」

「帰宅したら、体を洗うこと」

「靴を脱いで、服も脱いでください」

「どれだけ汚れたのか分からないからね」

「アルコールも使ってください」

「顔は触らないで!」

「くしゃみをしたらこうする」

「保健省が言っている通りにしましょう」

「他の人と2メートル離れましょう」

「忘れないでください。これは冗談ではありません」

「皆さん、身体を大事にしましょう」

「このウイルスをなくせたら…」

「ウイルスに気をつけましょう!」

「お願いします!お願いします!」

「神の御加護がありますように!」

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月3日現在)

感染者:3,039,349人

死亡者:101,269人

#新型コロナウイルス #COVID19 #中南米 #コスタリカ #ニコヤ半島 #ブルーゾーン #長寿 #外出自粛 #コロナ対策 #感染者ゼロ #高齢者

参考リンク:

https://www.nacion.com/ciencia/salud/video-centenarios-de-nicoya-extranan-abrazos/0937c837-cb4f-4a1c-9eb2-73c754939bdf/video/

http://www.conicit.go.cr/prensa/historico/historico_noticias/Mapa_coronavirus_13_04.aspx

https://www.pressreader.com/costa-rica/la-nacion-costa-rica/20200809/281513638503592

8月7日はブラジル音楽界の巨匠、カエターノ・ヴェローゾの誕生日です🎂✨ファンや家族のリクエストもあり、誕生日を記念して、本日今夜9時半(日本時間8日午前9時半)より、初のオンラインライブが行われます👏ライブ演奏にはカエターノの息子であるトム、モレーノ、ゼカも参加します。

先日、ジルベルト・ジルが誕生日にライブをしましたが「いつものように僕はジルを真似して・・」と笑いながらカエタノは、今回のライブ配信についてコメントしています。また「みんなが知っている歌を歌います。でもいくつかの曲は、僕自身も歌詞をちょっと忘れてしまいました。ミスをしてしまわないか不安だけど、間違えないようにしたいです」と語っています。

今回のライブに関して少し不安を抱えているようですが、みんなが知っている曲を歌ってくれるということで、今夜がとても楽しみです🎵

本日のライブには、息子のトムとセーザル・メンデスが作曲し、トムとカエターノが歌う新曲”Talvez”の初生演奏も含まれています。こちらも見逃せません👀

コロナ禍で誕生日を迎えることに対してカエターノは「今年は2月から休止していて、異例な年です。でも、本質的にはいつもの自分と同じだと感じています」と言います。

外出自粛が続きますが、カエターノの音楽とともに、素敵な土曜日の朝を過ごしてみてはいかがでしょうか?✨9時半より、下記のリンクで配信されますが、見逃し配信も同じリンクで行われますので、ぜひチェックしてみてください!

https://globoplay.globo.com/

#南米 #ブラジル #ブラジル音楽 #カエターノヴェローゾ #カエターノ #ライブ配信 #MPB #CaetanoVeloso

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月7日現在)

感染者:2,927,807

死亡者:98,844

参考リンク

https://g1.globo.com/pop-arte/musica/noticia/2020/08/07/caetano-veloso-revela-inseguranca-para-live-estou-com-medo-de-errar.ghtml

https://g1.globo.com/pop-arte/lives/noticia/2020/08/07/lives-de-hoje-caetano-veloso-ze-neto-and-cristiano-ferrugem-marcelo-d2-thiago-martins-e-mais-shows.ghtml

サンパウロ市在住のカタリナ・シャヴィエルちゃん(12歳)は、元気一杯の普通の中学2年生です。しかし外出自粛中に始めた数学の解説ビデオで今やライブ配信までするイケイケのYouTuberになりつつあります😆

「先生よりずーっと分かりやすく説明してくれるわ。」「数学が好きになった」という学生たちの声だけでなく、「自分のビデオ授業の説明が生徒たちに伝わらなくて困っていた時、カタリナちゃんのビデオを導入したところ、みんなすぐに理解してくれたわ。ありがとう!」という先生方からお礼のメッセージも届いています🥰🙌

きっかけは外出自粛でカタリナちゃんの学校がオンライン授業になった時でした。勉強が大好きで、得に数学は得意でした。しかし先生のオンライン授業を理解するのに四苦八苦。「もっと楽しく教えてくれるビデオだったらいいのに…。」と思いました。そんな時、「そーだ!そんなビデオを作ったらどうかな?自分と同じ悩みを持っている子も教えられるし…」とひらめきました😮🤸‍♀️✨

しかしアイデアを実行する自信はイマイチ。カタリナちゃんは小さい頃からYouTuberになるのが夢でした。今まで2回ほど挑戦しましたが、全滅。悩むこと数日間。そんな時に後押ししてくれたのがお母さんのエヴェリゼさんでした😚「再挑戦すれば道は開けるかもしれないわ。私も手伝うから二人で頑張りましょう!」と励ましてくれました。

ビデオのコンテツは全てカタリナちゃん自身考えています。内容のチェックは会計士でもあるお母さん。撮影、編集も兼ねる頼りになるお母さんです💪🙍‍♀️

そして4月晴れてビデオのアップロードを開始!映像を通して元気一杯の笑顔で数学方式を教えるカタリナちゃんの授業はユニークであり、子供が好きな音楽や遊びも取り入れた、誰でも理解できる内容となっており「楽しみながら、勉強する」傑作となりました。

「今大変な時だけど、誰でもたくさん勉強して、困難を乗り越えていけば、きっと夢は叶うと信じています」とカタリナちゃんはファンの皆さんへ励ましの言葉を送っています。今年8月カタリナちゃんのビデオは、毎年行われている「第四回数学教育ビデオコンクール」の最終選考に残りました。優勝してほしいものですね☺❣️

YouTube video

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月5日現在)
感染者:2,817,473人
死亡者:96,326人

#オンライン授業 #外出自粛 #数学の授業 #youtuber

#学校復帰 #南米ブラジル #サンパウロ

参考リンク:

https://revistapegn.globo.com/Banco-de-ideias/Educacao/noticia/2020/07/menina-de-12-anos-cria-canal-no-youtube-sobre-matematica-e-ajuda-alunos-e-professores-na-quarentena.html?fbclid=IwAR3WAKivt2HiadxGoPcXwXAOrb-D4YVGIFN4rPfhocHPSLGdRsYrEHsbwVo

https://www.instagram.com/catmat.matematica/

ゴミの収集を行いリサイクルに持っていくことで、政府から協力費として手当をもらっていた人たちが、全国に1,000,000人も存在しています。しかし新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、ブラジル全国でリサイクルが中止になりました。その結果、大部分は手当を貰えておらず、収入源を失ってしまっています。

サンパウロ州カイエイラス市は南米で最も広いゴミ捨て場を経営しています。面積はなんと約3.500.000㎡!市の税収入の3分の1はゴミの管理です。カイエイラス市でリサイクルで生計を立てていた人たちは、生き残る方法を考え、CrieAção(クリエアソン)というプロジェクトを立ち上げました💪

このプロジェクトは、捨てられたパイプをリサイクルして、アルコールディスペンサーを製作し、少しずつ営業再開しているお店に販売するというものです。このアルコールディスペンサーは1つ170レアル(約34ドル)で販売しており、1ヶ月で15個作れば約1000レアルの収入が得られる計算です。市場で一般的に売られているものは200~700レアル(約40~140ドル)ということもあり、お店にとっても魅力的です。 このプロジェクトはとても評判が良く、周辺の2つの街(フランシスコ・モラト市、タボアオ・ダ・セーハ市)にも広がりました。

アルコールディスペンサーの作り方は、まずゴミ捨て場や企業を回って捨てられたパイプを集め、洗って殺菌します。そしてバネを加えて組み立てるというものです。

足で簡単に操作できるディスペンサーができあがり!

興味のある方は、ぜひ下記よりプロジェクトの説明ビデオをご覧ください!

https://youtu.be/ZVvC1oyex8g

収入源を失った人たちの助けになるだけでなく、リサイクルに貢献し、レストランや商店が気軽にアルコールディスペンサーを取り入れられるようになる素敵なプロジェクトですね✨他の街にも広がると良いです☺️

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月3日現在)

感染者:2,736,298人

死亡者:94,226人

#新型コロナウイルス #コロナ対策 #リサイクル #南米 #ブラジル #アルコールディスペンサー

参考リンク

https://g1.globo.com/sp/sao-paulo/noticia/2020/07/23/catadores-transformam-material-reciclado-em-dispensador-de-alcool-em-busca-de-renda-na-pandemia.ghtml

Catadores transformam material reciclado em dispensador de álcool em busca de renda na pandemia

https://istoe.com.br/covid-19-faz-setor-de-reciclagem-parar-atividades-e-operacao-cai-abaixo-da-metade/

https://exame.com/pme/economia-circular-gera-oportunidade-de-renda-para-informais-na-pandemia/

本日はコロナ禍の南米で話題になった、可愛くて心温まるワンちゃんの動画を2つご紹介したいと思います✨


① ブラジル 宅配をする飼い主に同行する”宅配犬”

コロナ禍、需要が増えたのは宅配サービスではないでしょうか。そんな中、注目を浴びている一人の宅配屋さんがいます。その理由は同行する愛犬のフビーちゃん。フビーちゃんは飼い主のミゲルさんの宅配に同行するだけでなく、飼い主と同じようにヘルメットを被り、リュックを背負っていて、めちゃくちゃ気合が入っている”宅配犬”なのです😆あまりの可愛さに、宅配を頼んだお客さんにも大人気!みんなの癒しとなっています💕

フビーちゃんはもともと野良犬だったこともあり、飼い主は野良犬を見かけると心が痛みます。そのため、いつも犬の餌を持ち歩いており、配達の合間に野良犬を見かけると、餌をあげているそうです!フビーちゃんも可愛いですが、ミゲルさんの行動も素敵です✨

地元メディアにも取材されていたので、興味がある方は下記のリンクよりご覧ください:

https://recordtv.r7.com/balanco-geral/videos/motoboy-e-cachorrinha-encantam-com-doacoes-a-caes-abandonados-em-sp-23072020


② エクアドル 犬と一緒におつかいに出かける少年の微笑ましい行動

まず、下記の映像をご覧ください👀

https://www.facebook.com/100002658105404/videos/3162127907219115/

エクアドル、San Bartolomé Pinlloに住むアントニー君は、自転車で犬とおつかいにいく準備をしているところ、隣人に撮影されました。コロナ対策で欠かせないのは手洗い、ソーシャルディスタンスに並び、マスクの着用です。アントニー君は犬を自転車に乗せた後、マスクをつけてあげます。自分もマスクを着用したかと思うと、ちゃんと愛犬のマスクついているか再確認。アントニー君の愛犬に対する思いやりが可愛らしく、微笑ましく、SNSで世界中にシェアされました。地元メディアの取材によれば、いつも愛犬を自転車に乗せておでかけをするそうです。どこへ行くときも、必ずマスクをつけているそうです😳アントニー君、エライ!


ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月31日現在)

感染者:2,625,612人

死亡者:91,607人


#新型コロナウイルス #コロナ対策 #外出自粛 #犬 #宅配 #南米 #ブラジル #エクアドル #ほっこり動画 #癒し動画


参考リンク

https://www.elconfidencial.com/alma-corazon-vida/2020-07-27/video-nino-pone-mascarilla-perro-paseo-bicicleta_2697159/

https://www.amomeupet.org/noticias/2646/motoboy-que-realiza-entregas-acompanhado-da-sua-cadela-carrega-saquinhos-de-racao-para-distribuir-para-caes-de-rua

看護師のヴァンダ・オルテガさん(33)は、Witoto族出身です。毎朝6時に起床し、マスクや手袋、防護服の他、民族の象徴であるインコの羽飾りを頭につけて、出かけます。新型コロナウイルスがアマゾナス州マナウス市まで広がった時からヴァンダさんの日課は新型コロナウイルス症状に悩む先住民たち2500人のケアすることです。ヴァンダさんは市の郊外にある先住民地区の唯一のボランティア看護師です。

新型コロナウイルスは医療が行き届かない先住民たちにとって大きな悲劇になると、職業柄もありヴァンダさんは覚悟していました。最初は感染予防を呼びかけるビデオ制作やマスク作りなどしていました。感染が拡大するにつれ、ケアを必要とする人々も多くなっていき、また食料不足も深刻化してきたので、週末は食料支援活動にも力を入れました。

そして4月半ばヴァンダさんは初めて重症患者と直面します。しかし救急車をお願いした時、「先住民だから搬送できない」と思いがけない返事をもらいます。ブラジル政府の法律では先住民の医療は先住民特別医療局(SESAI)が行うようになっているからです。

ヴァンダさんは「息苦しさと痛みを訴える患者さんを前にして、死を待つなどということはできませんでした」とその時のことを語っています。周りの反対を押し切り、自力で市の救急病院まで運びました。その後、この患者さんは2日間の入院で無事家に戻ることができました。しかしこれをきっかけにヴァンダさんは戦わなければと決意したそうです。

5月上旬ブラジル厚生相のマナウス市訪問が決まると、ヴァンダさんは顔をペイントし、簡単なプレートを作り、友達2人の女性を説得して、大臣と直談判しようと決意します。「これしか道がないと思ったのです」とヴァンダさんは語ります。 大臣一行のスケジュールはいそがしく、一日中大臣訪問先を追いかけた結果、ヴァンダさんはやっと、先住民治療特別補佐官と直接話すことができました。ヴァンダさんの真剣に訴えるその姿は、大臣らに同行するジャーナリストたちの目にとまり、たちまち世界で話題になり、初めて先住民治療の問題が知られるようになりました。

ヴァンダさんのこの時の行動は5月半ばから徐々に実りはじめます。マナウス先住民地区には新型コロナウイルス治療車両が設置され、お医者さんも来てくれるようになります。さらにマナウス市内に先住民専門治療の仮設病棟も作られました。「私たちの世代は常に生き延びる戦いをしてきました。ウイルスもその一つです。一つでも命を救うことは、代々伝わる土地、森林、伝統を次の世代へ引き継ぐことに繋がるのです。」と今でも休まずケアを続けているヴァンダさんは語ります。先住民たちにとって新たな希望の星になったと言われています。

ヴァンダさん!私たちも応援しています💪✨

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月29日現在)

感染者:2,498,668人

死亡者:88,792人

#新型コロナウイルス #感染拡大 #先住民 #ボランティア #COVID-19 #南米 #ブラジル #マナウス

参考リンク: https://amazoniareal.com.br/coronavirus-como-um-protesto-de-tres-mulheres-indigenas-mudou-o-atendimento-de-saude-no-parque-das-tribos/?fbclid=IwAR1DB1BajrUlfhrrV0pV7nHuAzGDV1W-Ig0vV3w9gUzq-i668iTrTXjA2ZE

https://www.nationalgeographicbrasil.com/cultura/2020/05/enfermeira-indigena-comunidade-multietnica-periferia-manaus-covid-19-pandemia

https://g1.globo.com/bemestar/coronavirus/noticia/2020/05/11/enfermeira-indigena-da-amazonia-ajuda-na-luta-contra-coronavirus-nas-horas-vagas-fotos.ghtml

https://elle.com.br/sociedade/a-comunidade-indigena-vai-a-luta-contra-o-coronavirus/particle-8

https://www.instagram.com/vanda_ortega/

ボリビアのアンデス山脈、標高3.600メートルに位置しているアイキレ市の人口は約24,000人。郊外で生活している約8,000人は主にケチュア族です。人口およそ11,000,000人のボリビアでは、新型コロナウイルス感染者は19,000人、死亡者は632人となっており、2ヶ月前から学校での授業を中止し、オンラインで行われています。

そんな中、アイキレ市のウィルフレド・ネグレテ先生(35)の生徒19人のうち、13人はネットが繋がらない奥地に住んでいます。生徒たちのことを心配したウィルフレドさんは、自転車にホワイトボードを乗せて、週3回それぞれの家まで教えにいっています。生徒の家へ行かない日は自宅で教えています。


AFP通信がウィルフレドさんを取材し、とっても美しい映像を制作したので、ぜひ下記のリンクよりご覧ください✨

http://www.lanacion.cl/video-profesor-boliviano-recorre-kilometros-en-bicicleta-para-hacer-clases-a-ninos-en-cuarentena/


テロップとインタビューの訳:

(ボリビア、アイキレ市)“このボリビア人の先生にはミッションがあります”

“週3回、自転車に乗って、ボリビアの真ん中にある農村地帯に住む生徒たちの家を周ります”

“コロナで授業が中止されたため、教え続けられる方法を考えました”

(ヴィルフレド・ネグレテ、ボリビア人の先生)

「アイキレ周辺に住む家庭は貧しいです」

「インターネットにアクセスできなかったり、ワッツアップがある携帯電話も持っていません」

「もし子供がインターネットにアクセスできたとしても、親たちは宿題を説明することができません」

“先生は生徒たちの家を訪れる以外にも、自宅で授業を行なっています”

(ウバルディナ・ポルティジョさん、生徒の母親)

「(先生が来てくれるまで)2ヶ月間も勉強できていませんでした」

「今少しずつ習ったことを思い出しています」

“ボリビアでは19,000人以上が感染しており、約600人が亡くなりました”

“この先生のおかげで、生徒たちは外出自粛期間中、(学習に)遅れが出てしまうことはないでしょう”


ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月27日現在)

感染者:2,423,798人

死亡者:87,131人


#新型コロナウイルス #コロナ対策 #外出自粛 #先生 #自転車 #南米 #ボリビア #アイキレ市
参考リンクhttps://www.paginasiete.bo/sociedad/2020/6/16/un-profesor-recorre-el-campo-en-bicicleta-para-ensenar-en-cuarentena-258537.htmlhttps://www.elcomercio.com/actualidad/profesor-bolivia-campo-bicicleta-cuarentena.html

コロナ禍、不要不急の外出を控え、三密を避け、ソーシャルディスタンスを保つように推薦されていることから、博物館や美術館、ギャラリーに行けず、そうした場が恋しい人も多いのではないでしょうか。
ブラジルサンパウロでは、先週17日より”DriveThru.Art”という展覧会が始まりました。その名の通り、ドライブスルーの展覧会です!8000㎡の倉庫が会場となっており、ブラジル人現代美術家18名の作品が展示されています✨
作品は写真や映像、絵画、デジタルアートなど。いずれも車から見ることが前提で、車と作品の距離は約16m。そのため作品はどれも高さ約10mと巨大です👀


通常であれば作品の情報や解説は、作品とセットで展示されることが多いですが、今回は携帯電話でQRコードを読み込むと作品の情報にアクセスできます。また携帯電話で音声ガイドを聞きながら、作品鑑賞できるようになっています。ルートに従って鑑賞するため、各作品の鑑賞時間は2分と定められています!

展覧会は予約制となっていて、会場に入れる車の数も最大20台に制限されています。車から出ないとはいえ、安全のため入場時には体温を測ります。車を持っていない人も、展覧会側が用意している、コロナ対策に細心の注意を払ったドライバー付きの車で鑑賞することができます。ドライバーは頭から爪先まで防護服を着用しており、お客さんが変わるごとに、車内を消毒します。少し異様な光景です…!


キュレーターのルイス・マルフ氏は、コロナでギャラリーや美術館が閉まっていて、アートを取り戻したいという気持ちから、ドライブスルーの美術展を発案したと言います。「(ギャラリーや美術館に)気軽に行けた時はそんなに重きを置かなかったのかもしれないけど、今はすべて閉まっているでしょ?全部閉まっていて、私たちは(そういう場が)恋しいって気付いたと思う」
巨大なスクリーンに映し出された作品、携帯電話を活用しながら鑑賞、通常であれば自分のテンポで作品を鑑賞できるところ時間制限付き、完全防備のドライバー付きの車…これがニューノーマル時代の展覧会なのかもしれません。外出自粛中の気分転換になるだけでなく、新しい体験になって面白そうです😆


展覧会の様子は公式インスタグラムで公開されています。ぜひ興味のある方はチェックしてみてください🎵

https://www.instagram.com/drivethru.art/


ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月24日現在)

感染者:2,303,661人

死亡者:84,440人


#新型コロナウイルス #コロナ対策 #外出自粛 #ドライブスルー #展覧会 #ニューノーマル #南米 #ブラジル #drivethruart

参考リンク

https://casavogue.globo.com/MostrasExpos/Arte/noticia/2020/07/sao-paulo-tem-exposicao-de-arte-com-drive-thru-em-galpao-de-8-000-m.html

https://g1.globo.com/jornal-da-globo/noticia/2020/07/17/sao-paulo-tem-primeira-exposicao-de-arte-em-estilo-drive-thru.ghtml