13 Oct アマゾン奥地から世界へ、ある先住民女性の発信
イラ・ゴメスさん(21)はまだあどけなさが残っている普通の女性です。ちょっと変わっているところといえば、マイラさんがブラジル、アマゾンのネグロ川沿いに住んでいるタツヨ部族であることです。 新型コロナウイルス感染が拡大した時、マイラさんの村はすぐに外部との繋がりを完全に断ち切りました。しかし、マイラさんはこの9月外出自粛期間中TikTokで最もヒットしたブラジル人の若者の1人となりました。なんとフォロワー約200万人。一人の先住民女性がここまで知られるようになったのは初めてのことです👏☺ マイラさんは自分の日常を通じて、家族の衣食住や部族の習慣、伝統などを若者らしく簡単にまとめたものをアップしています。またマイラさんは数多く寄せられるフォロワーたちの疑問に対して、ビデオで答えています。例えば、先住民の女の子は月経の時どうするの?🙄先住民の女の子ってどうしてニキビがないの?🤨どうしてジャングルから発信できるの?😳と至ってシンプルな質問です。 この返信ビデオをアップするようになってから人気はうなぎのぼりで、月経の返信ビデオは500万回以上再生。ちなみにマイラさんによると現在先住民女性も市販のナプキンが使えるようになったそうですが、伝統的な方法は椰子の木から取れるツクリという網でナプキンを作るそうです。ニキビはあるけれど、コパイバの木の油を塗るときれいになるとか✨またお兄さんがサテライトを設置したので、ジャングルからの発信できるようになったそうです。 通常ブラジルの先住民部族に関する説明は堅苦しいものが多いですが、マイラさんは若者らしいシンプルな語り方で、今の若い世代に受けるようになったようです。またフォロワーとのやりとりを見ると、一般の人も先住民たちの暮らしに非常に関心を持っていることが分かります👏 新型コロナウィルスは今でもジャングル奥深く広がりつつあり、先住民部族の存続が危惧されています。一つの部族が消えるとその部族の膨大な知識、文化も失われます。しかしマイラさんのような若い世代の先住民が、新しい形で世界の人々に関心を持ってもらえるように語る方法こそ、将来部族が平穏に生活していける希望ではないでしょうか✨☺ マイラさんは先住民の言語以外、スペイン語もできますが、ビデオは全てポルトガル語で話しています。ちなみに今月からマイラさんフィルターができたそうです。どうぞ皆さんもマイラさんフィルターでフェイスペイントを楽しんでみてください🙌😆 @cunhaporanga_oficial Pintei a @poranguinha_oficial com Urucum...