13 May ボタフォゴ 本田圭佑選手の行動が話題に
５月１２日は国際看護師の日！現在、新型コロナウイルスの治療にあたる医師や看護師など医療従事者の皆さまは、最前線でウイルスに立ち向かっており、感謝の言葉しかありません。
国際看護師の日にちなんで、本田圭佑選手が医療従事者に向けて送ったメッセージをご紹介したいと思います。
このビデオはポルトガル語に訳され、ブラジルのメディアでも取り上げられました！「一緒にこの危機を乗り越えましょう。私たちはできる！皆さんはできる！（…）医師、看護師、全ての医療従事者に感謝します」というメッセージは、本田選手の真摯な気持ちが伝わってきます。
新型コロナウイルスの影響で、公式戦は中断され、クラブも経営が厳しくなってきています。本田選手が所属するボタフォゴも例外ではありません。
ボタフォゴでは選手や従業員の給与の支払いが遅れています。選手に関しては、2020年に入ってから１月分全額と２月分の８０％の給与しかまだ払えていません。先週の月曜日には40名以上の従業員の解雇を通達しました。
こうした中、本田圭佑選手はクラブ経営を考慮し、３月分の給与の返上を申し出たそうです！過去に二度会長を務め、現在チーム幹部のカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏が、地元メディアにその事実を明かしました。
モンテネグロ氏は「彼は模範であり、並外れた振る舞いだ。（本田選手は）ブラジルにいて、家族は日本にいるのに。『３月分は返上しようと思っている。クラブが大変なのは知っている』と彼は提案したんだ。でも全員に通常通り払うので、気持ちだけ受け取った」とコメントしました。
ボタフォゴは、支払い遅延で迷惑をかけている現状を踏まえ、減給はしない方針です。
SNSで精力的に新型コロナについて発信している本田選手ですが、４月２３日には「プロスポーツチームに関して、経営者が直ぐにでも年俸の高い選手から順に給与カットのお願いしにいくべき。誠意を持って話せば多くの選手は理解を示すはず。じゃないと潰れるチームが増えて結果的にファンが悲しむことになる。」とツイートしています。本田選手の申し出をボタフォゴは断りましたが、給与返上の申し出の背景には、こういう思いがあったのでしょう。
コロナが収束し、本田選手のボタフォゴでの活躍が見られる日が１日でも早く来ることを願います！
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ブラジルの新型コロナウイルス感染状況（5月12日現在）
感染者：177,589人
死亡者：12,400人
参考リンク
https://www.foxsports.com.br/br/article/botafogo-nao-vai-reduzir-salario-do-elenco_wseuqx
https://videos.gazetaesportiva.com/video/honda-manda-mensagem-de-apoio-a-medicos-e-enfermeiras
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