22 May おねだり猫のハッピーエンドと外出自粛中の動物里親事情
メキシコのタニア•トヴァルさんは、スーパーの前に捨てられた白猫を見つけました。
タニアさんがスーパーに入ると、猫は彼女を誘導するようにペットフードコーナーに向かいます。そして、なんとお気に入りのキャットフードをおねだり!なんて賢い猫なんでしょう!
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この行動にハートを射抜かれたタニアさんは、猫を飼うことに決めました。しっぽが短くウサギのようであることから、「Conejo(コネーホ、スペイン語でウサギ)」と名付けられました。
今ではコネーホちゃんのインスタも開設され、フォロワー数は約2万人!「ペットは人に新型コロナウイルスをうつしません。ペットを捨てないでください」とメッセージを送っています。
ブラジルでも、タニアさんのようにこの外出自粛期間にペットを飼い始める人が増えています。
リオ市役所の保護動物施設では、里親に引き取られる犬猫の数が1月31人、2月28人だったのに対し、コロナ感染が深刻化し始めた3月はゼロに。そこで、whatsappなどオンラインツールを使って里親希望者と動物のマッチングをしはじめたところ、4月は51匹が新しい家族とマッチング成功!市の職員が新しい飼主にペットを配達することから、このプロジェクトは「ペット デリバリー」と呼ばれています。
リオ市に限らず、保護動物の里親希望者が増えているというニュースが多くなりました。各施設SNSなどを使ってオンラインでの里親探しを始めています。家族や友達と自由に会えない今、寄り添ってくれる動物は大きな心の支え、癒しになりますね。
一方で、残念ながら捨てられるペットも減少していません。失業したり収入が減ってペットを飼い続けられないから、という理由が多いようです。保護施設の担当者は、一時の寂しさで安易に動物を引き取るのではなく、パンデミックの後でもペットの世話ができるかよく考えて、と警鐘しています。
ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(5月21日現在)
感染者:310,087人
死亡者:20,047人
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