18 Jun リオデジャネイロ州選手権大会が本日再開
本日リオ州選手権大会が94日ぶりに再開します。マラカナンスタジアムで21時より、フラメンゴ対バングー戦が行われます。この試合はリオ州選手権大会第2ステージであるリオ杯の第4ラウンドにあたります。
試合の再開が許可されたスタジアムはマラカナン、ニウトン・サントス、サン・ジャヌアーリオ。各チームはスタッフを含め、最大40人まで。全員体温を計り、スタジアム内では常にマスクの着用が必要です。ベンチにいる間も着用しなければいけません。
試合は無観客試合で、ルールが細かく定められています。例えば、記念写真、握手、ペナント交換は禁止。また試合前に子供を連れてきたり、マスコットも禁止されます。ボールボーイもマスクを使用するだけでなく、ボールを殺菌する役割が任されています。選手たちはボールにキスしたり、選手同士でハグしたり、数人で集まることなども禁じられています。合宿は試合の48時間前から始まり、全員新型コロナウイルスの検査を受けます。
フラメンゴは5月20日、他のチームと比べて早い時期から練習を再開しました。そのためセリエAの中では体力的に有利な立場にいると言われています。フラメンゴはヴァスコ・ダ・ガマと共に、早く大会を再開するようリオ州サッカー連盟やリオ市に圧力をかけていました。
本田選手が所属しているボタフォゴとフルミネンセは試合の再開に反対しており、まだ練習すら始めていません。両チームは練習期間として15日間必要だと考えており、7月に再開することを希望しています。希望が通らなければ、裁判で争うことも考えているとチームはコメントしていましたが、ボタフォゴの元会長によれば、リオ市長と話し、両チームのリーグ再開初戦は7月で話を進めているそうです。
先週、ボタフォゴはチームで合計300の検査を実施しました。その様子はチームの公式Youtubeチャンネルに掲載されており、本田選手が検査を受けている様子も記録されています。
https://www.youtube.com/watch?v=P6YWTOhkkqw
16日に公開された検査の結果よれば、5人の選手(名前は非公開)が陽性でした。
ボタフォゴの次戦は対カボフリエンセで、現状6月22日に予定されています。それに対して17日の夜、本田選手は自身のTwitterで「マジで来週からリーグ戦スタート?」とコメントし、さらに17日の過去24時間の新規感染者が34918人、死亡者が 1282人という事実に触れ、「リーグを再開するロジックを知りたいと思う僕がおかしいのか?」と発言しました。
地元メディアEsporte Interativoが行ったTwitterのアンケートによれば、サポーターの69%がリオ州選手権大会の再開に反対しています。
コロナの収束の兆しが見えない中でのリーグ戦の再開。選手やチーム関係者にはとにかく気を付けて欲しいです!
ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月18日8時現在)
感染者:960,640人
死亡者:46,679人
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