08 Jul 進化するオンライン授業
昨今、ニューノーマル時代到来と言われていますが、ソーシャルディスタンスのため、学校再開はまだ遠いのが現実です😢ブラジルでは年内はカリキュラムの一部をオンラインで進めていく方針です。しかしながら、外出自粛期間、最初はオンライン授業に関心を持ってくれた生徒たちも、これだけ長期間になると集中力が薄れ始め、各地で先生たちの頭を悩ませています。そんな中、サンパウロ州タツイー市の小学校の先生たちが6月下旬からサマーキャンプ場で収録している授業が大変好評で注目を浴びています。😆👏
タツイー市のカロソン・サマーキャンプ場の敷地は広く、自然も豊かで滝や洞窟などあるだけでなく、普段から教育プログラムで使われている施設なので、大きな恐竜の骨や魚の種類が豊富な水族館、戦時中使われた飛行機や巨大な世界地図など、子供たちの興味をそそるものがたくさんあります。
「毎日違う授業内容を考えるのはとても大変です。でも撮影場所1つ変えるだけで、生徒たちもまた毎日の授業を楽しみにしてくれるようになりました」と週数回サマーキャンプを訪れるタイス・アンドラデ先生は語ります😀
主に歴史、地理、生物学、体育の授業に使われており、授業収録だけでなく、ライブ配信も大変やりやすくなったそうです。「わーすごい、先生がティラノサウロの前にいる!」とオンライン授業中にはしゃぐのはマリナ・ズッキちゃん(5歳)。お母さんによると先生がサマーキャンプで授業を収録するようになってからマリナちゃんは楽しそうに勉強するようになり、集中力もアップしたそうです。「娘が進んでパソコンの前に座るようになりました。本当に助かります。」とコメントしています。
私たち教育者は、この新しい時代でどのように授業を行うべきか習いませんでした。でも昨日より今日と新しい方法を考え、取り入れ、より優れたオンライン授業になるよう頑張っていきたいと思います。そこに未来があると思います」とタイス先生は締めくくります。これからはサマーキャンプだけでなく、動物園、公園、遊園地と色々な場所に授業を広げる可能性のあるすばらしいアイデアですね😊🙌
ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月8日現在)
感染者:1,668,589,00人
死亡者:66,741人
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参考リンク:https://g1.globo.com/sp/itapetininga-regiao/noticia/2020/07/05/professores-gravam-em-cavernas-e-floresta-para-deixar-aulas-mais-atraentes-na-pandemia.ghtml
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