ボリビア アンデス山脈〜ホワイトボードを担ぎ、自転車で教えに行く先生

ボリビア アンデス山脈〜ホワイトボードを担ぎ、自転車で教えに行く先生

ボリビアのアンデス山脈、標高3.600メートルに位置しているアイキレ市の人口は約24,000人。郊外で生活している約8,000人は主にケチュア族です。人口およそ11,000,000人のボリビアでは、新型コロナウイルス感染者は19,000人、死亡者は632人となっており、2ヶ月前から学校での授業を中止し、オンラインで行われています。

そんな中、アイキレ市のウィルフレド・ネグレテ先生(35)の生徒19人のうち、13人はネットが繋がらない奥地に住んでいます。生徒たちのことを心配したウィルフレドさんは、自転車にホワイトボードを乗せて、週3回それぞれの家まで教えにいっています。生徒の家へ行かない日は自宅で教えています。


AFP通信がウィルフレドさんを取材し、とっても美しい映像を制作したので、ぜひ下記のリンクよりご覧ください✨

http://www.lanacion.cl/video-profesor-boliviano-recorre-kilometros-en-bicicleta-para-hacer-clases-a-ninos-en-cuarentena/


テロップとインタビューの訳:

(ボリビア、アイキレ市)“このボリビア人の先生にはミッションがあります”

“週3回、自転車に乗って、ボリビアの真ん中にある農村地帯に住む生徒たちの家を周ります”

“コロナで授業が中止されたため、教え続けられる方法を考えました”

(ヴィルフレド・ネグレテ、ボリビア人の先生)

「アイキレ周辺に住む家庭は貧しいです」

「インターネットにアクセスできなかったり、ワッツアップがある携帯電話も持っていません」

「もし子供がインターネットにアクセスできたとしても、親たちは宿題を説明することができません」

“先生は生徒たちの家を訪れる以外にも、自宅で授業を行なっています”

(ウバルディナ・ポルティジョさん、生徒の母親)

「(先生が来てくれるまで)2ヶ月間も勉強できていませんでした」

「今少しずつ習ったことを思い出しています」

“ボリビアでは19,000人以上が感染しており、約600人が亡くなりました”

“この先生のおかげで、生徒たちは外出自粛期間中、(学習に)遅れが出てしまうことはないでしょう”


ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(7月27日現在)

感染者:2,423,798人

死亡者:87,131人


#新型コロナウイルス #コロナ対策 #外出自粛 #先生 #自転車 #南米 #ボリビア #アイキレ市
参考リンクhttps://www.paginasiete.bo/sociedad/2020/6/16/un-profesor-recorre-el-campo-en-bicicleta-para-ensenar-en-cuarentena-258537.htmlhttps://www.elcomercio.com/actualidad/profesor-bolivia-campo-bicicleta-cuarentena.html

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