O Outro Lado da Pandemia – 新型コロナのポジティブな面に目を向けたミニドラマ

O Outro Lado da Pandemia – 新型コロナのポジティブな面に目を向けたミニドラマ

8月20日、ブラジルの制作会社Mulier Filmesが新型コロナウイルスのポジティブな面を描いたミニドラマ“O Outro Lado da Pandemia – パンデミックのアナザーサイド”の第1話がYouTubeで公開されました。5分前後という短編で、全6話となっており、今週から毎週1話ずつアップロードされます。

このミニドラマの趣旨は、パンデミックの真っ最中だけれども、悲劇や失ったものだけではなかったというのを見せることです。

「(パンデミックの)反対側では、思いやりや改革、時間的余裕が生まれました。でもそのことについてあまり触れられていません。もちろん、パンデミックは容易ではなく、美化するつもりはありません。でもポジティブなメッセージを伝えて、振り返るきっかけを作りたいと思っています」「このミニシリーズを通じて、どんな話にも、同じ事実に対していろんな見方が存在すると見せたいと思っています。(パンデミックの)一面はもう私たちが知っている通り:死、失業、経済危機、不確定さ。」と監督は語ります。

映像は全て携帯電話で、役者によって各々の自宅で撮影されました。リハーサルや演技指導、カメラワークなどは、メッセンジャーアプリやビデオ会議を通じて行われました。

昨日公開された1話目のタイトルは「思いやり」。新型コロナウイルスで高リスクに分類される人たちに向けて、主人公の女性は張り紙を出します。「隣人の皆さんへ 高リスクに分類される皆さん、心配しないでください。もしスーパーや薬局、パン屋で何か必要だったら、私に連絡をしてください。23A号室に住んでいる、ジュリアと申します。他にもお手伝いできる人がいたら、マンションの号室と名前を書いてください」

そして、隣人の代わりに何度も何度も買い出しに出かけるジュリアさんの様子が描かれています。最後には、ジュリアさんは隣人からお礼のお手紙をもらいます。

この張り紙のエピソードは、パンデミックが始まった頃に、いろんなところで見受けられました。私のマンションでも似たような張り紙があり、普段はなかなか話す機会がない隣人同士だけど、いざとなったら頼れる人がいると思えて、心が温まった記憶があります。暗いニュースにばかり目を向けていて、自分の身近なところでも、心温まるエピソードがあったのをすっかり忘れていました💦

パンデミックについて振り返る良いきっかけを与えてくれるミニドラマです。来週以降公開されるエピソードも楽しみですね☺︎

下記のリンクから1話目をぜひご覧ください🎵

YouTube video

ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(8月21日現在)
感染者:3,513,039人
死亡者:112,670人

#新型コロナウイルス #パンデミック #外出自粛 #南米 #ブラジル #思いやり #助け合い #ミニドラマ

参考リンク

https://www.sonoticiaboa.com.br/2020/08/20/estreia-web-serie-gratuita-sobre-lado-positivo-pandemia-assista-trailer/

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