14 May アマゾンの恵み入りベジバーガー食べてみた
ブラジル料理といえば大きな肉のかたまりを炭火で焼くシュラスコが有名で、ブラジル人はお肉大好きなイメージがありますが、サンパウロのスーパーでは最近、植物性由来の素材を使ったプラントベース食品をよく目にするようになりました。ベジタリアンやヴィーガン向けのレストランも増えています。
プラントベースミートの材料といえば、大豆やエンドウ豆、ひよこ豆ですが、Amazonika mundiのプラントベースミートにはアマゾン由来の材料が取り入れられています。アマゾンフルーツのカジューの繊維や、先住民がキャッサバ芋から作る調味料トゥクピ•プレット、アマゾンの唐辛子アシシ、アマゾンオリーブの油などです。これらの材料は、アマゾンでサステナビリティビジネスを展開する機関と提携して仕入れているそうです。また、売り上げの一部は先住民コミュニティに還元されています。食べることでアマゾンの保護に一役買えるのは嬉しいですね。
一口は百聞にしかず?で、Amazonika mundiの看板商品アマゾニカ•バーガーを食べてみました。材料表示を見ると、大豆やエンドウ豆の他に、カジューを絞った後の繊維、スーパーフルーツのアサイー、アシシ唐辛子が入っています。焼く前の色は普通の牛肉よりもちょっと色が薄い感じです。そして焼くと不思議!肉を焼いている匂いがするのです。味は、普通の肉とは違うなぁという感じはするものの、食感はひき肉そのもの。レタスやトマトと一緒にパンに挟んだら、もう肉じゃないことを忘れるレベルでした。知らずに食べていたら、きっと気づかなかったでしょう。
ベジタリアンやヴィーガンにならずとも、食事の一部にプラントベース食品を取り入れて楽しむのもいいですね。スーパーには、牛や鶏肉以外にプラントベースの干し鱈コロッケなんてものもありました。家ごはんに食べ飽きたかた、プラントベース食品にチャレンジはいかがでしょう。
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