25 Jun 日本語メッセージでコロナから復活! 107歳のタナカユミコさん
サンパウロ州サン・カエタノ・ド・スル市に住んでいる日本生まれのタナカユミコさん(107才)は、6月6日にコロナの症状が出て、町に開設された臨時医療施設(Hospital de Campanha)に入院しました。タナカさんの家族は看護していたスタッフと毎日ビデオ通話をし体調の報告を受けていましたが、ずっと元気がなく、無口で落ち込んでいる様子でした。
ある日、肩が痛そうにしていたタナカさんを日本語の話せる整形外科医が診察しました。いくつかの会話を日本語でした後、タナカさんの表情が一気に明るくなりました。
それを知った家族は、すぐに日本語で励ましのメッセージを書いて病院のスタッフに届けました。
日本語のメッセージカードは、病院スタッフとタナカさんがコミュニケーションをとるための「通訳」の役割も果たしました。
タナカさんは16日間の入院の末元気を取り戻し、「EU VENCI A COVID-19(私は新型コロナウイルスに勝った)」と書かれたカードを手に退院しました。
タナカユミコさんは1914年5月4日に沖縄で生まれ、1959年にブラジルに渡りました。ポルトガル語はほとんど話さないそうです。現在は子供6人、孫6人、曾孫1人に囲まれて幸せに過ごしています。大好きなお茶を飲んで、天ぷらや魚も食べてもっともっと長生きしてください。
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ブラジルの新型コロナウイルス感染状況(6月24日現在)
感染者:18,243,391人
死亡者:509,282人
ブラジルのワクチン接種状況(6月23日現在)
1回接種:64,436,634人
2回接種:24,390,876人
参考リンク
https://abcreporter.com.br/2021/06/24/idosa-de-107-anos-deixa-hospital-de-campanha-de-sao-caetano-curada-da-covid-19/
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